学生育成プログラムシーズン2突入 エディー・ジョーンズHC「最も大事なプロジェクト」

(写真:選手に精力的に声を掛けるジョーンズHC)
JTSプロジェクトはジャパンのエディー・ ジョーンズHC第二期よりスタートした。 昨年は東京と宮崎で2度行ったが、“シーズン2” の今回は国内で7度合宿を敢行し、 オーストラリア遠征も控えている。 選抜メンバーも昨年の15人の大学生から、今年は50人の高校・ 大学生に拡大。回数も規模もバージョンアップしたかたちだ。
この日、関東は強風でJRの一部列車はダイヤが乱れていた。
「イイヨ」
「イイチョーシ」
「スゴクヨクナッタ」

(写真:コーチ陣が持つプリントが舞うほどの強風だった)
「JTSは最も大事なプロジェクトです。 現在、世界のラグビーを見ても、 トップ4のチームとその他のチームとの差にはギャップがあります。トップ4のチームは、若手育成で強化を加速させている。日本の高校生のレベルは高い。しかし、高校卒業後の4年間の強化が不足している。 大学ラグビーはレベルの高い大会ではありますが、 エリート育成という観点で19歳から22歳の育成はまだ足りていない。JTSでハイパフォーマンスなトレーニングと試合を経験できる環境を生み出す」
(文・写真/杉浦泰介)