高橋大輔、増田貴久らが「氷艶 hyoen 2025-鏡紋の夜叉-」に出演

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 プロフィギュアスケーターの高橋大輔とアイドルグループNEWSの増田貴久がダブル主演を務める「氷艶 hyoen 2025-鏡紋の夜叉-」の記者発表会が12日、都内の日本テレビタワーであった。公演は7月5日(土)~7日(月)の3日間、横浜アリーナで行なわれる。

©「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」

 氷艶とは、スポーツと日本文化を融合したストーリー仕立てのアイスショーだ。氷艶の「en」という音には、フィギュアスケートの常識を超えて演技に挑戦する「演(en)」と、このエンターテインメントを通じて様々な「縁(en)」が繋がるように……という思いが込められている。

 

 この企画は2017年に始まり、2019年、2024年と開催され、今年で4回目となる。

 

 今回、演出は堤幸彦が務める。主演・高橋の故郷である岡山が舞台の「桃太郎」の元となった「温羅伝説」がベースとなる物語だ。“鬼”とされた「温羅」を高橋が、桃太郎のモデルとなった「吉備津彦」を増田が演じる。

 

 高橋はかねてから、桃太郎をテーマにしたストーリーを希望していたという。

「僕自身、氷艶をつくっていくにあたり桃太郎をやりたいなと思っていた。プロデューサーに“どうしたい?”と軽く聞かれた時に“「桃太郎、格好良いんじゃない?”と言ったことがあったんです。それが、この2025年に叶うことになって嬉しいです」

 

 演出の堤から「役は桃太郎じゃないけども」と水を向けられると、高橋はこう続けた。

「桃太郎じゃないんですけど(笑)。僕は鬼のモチーフとなった温羅の役をやります。桃太郎のモチーフとなった吉備津彦役ではなく、温羅をやることが僕は楽しみです。何が悪で何が正義なのか? これらがどうなっていくのか。僕自身、いろんなことを改めて考えさせられるような舞台になるんじゃないかなと思います」

 

 堤もまた、「そもそも、私は(今回の演出のオファーが来る前に岡山県や鬼ノ城)行っていて、何かのモチーフになるなと思っていたところに、このお話が来たんです」と明かした。

 

スペシャルゲストアーティストとしてLUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARSのギタリスト・ヴァイオリニストであるSIGIZOが楽曲を提供する。そのほか、特別映像出演として市村正親が、特別音声出演として戸田恵子ら、豪華なキャストが脇を固める。

 

(文・会見写真/大木雄貴 キービジュアル提供/「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」事務局)

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