りくりゅう・木原、今オフは「睡眠や心拍のデータを取りたい」 ~世界フィギュアスケート国別対抗戦2025~

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 世界フィギュアスケート国別対抗戦2025の開幕を翌日に控えた16日、東京体育館で公式練習が行なわれた。ペアは18日の明後日からショートプログラムがスタートするが、日本代表ペアの“りくりゅう”こと三浦璃来/木原龍一組(木下グループ)がリンクの感触を確かめた。

 

 りくりゅうは公式練習後、囲み取材に対応した。既にオリンピックシーズンとなる来季についてブルーノ・マルコットコーチと「コーヒーを飲みながら話した」と木原。「来季の曲の候補」などについて打ち合わせを少しずつ進めている。

 

 来季に向けて取り入れたいトレーニングや、興味のあることははあるか、と水を向けると木原はこう答えた。

 

「睡眠をもう少し改善したいです。今も気をつけていますが、しっかりデータを取りたいです。スマートリングというんですか? そういったものの導入を検討しています。

 あとは練習中の心拍数をもう少し細かく取りたい。サッカー選手がつけているような胸につけるタイプで何か良いものがないかな? と探しています。時計型だとペアの手首を握ったりするので、動きに影響が出てしまうから……。良いものがないかなと探しています。練習中でどれだけ心拍数が上がっているのかなと把握して、トレーニングに生かせればいいなと思っています」

 

 多忙なペアは世界国別対抗が終わって、長いシーズンを終える。だが、既に来季に向けて水面下で動いている。これからのオフで、コンディションを向上させるアイテムを見つけられるか否かは、オリンピックシーズンに向けて大きなウエイトを占めるだろう。

 

(文/大木雄貴)

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