うたまさ・吉田、入場ポーズは「私が考えました(笑)」 ~世界フィギュアスケート国別対抗戦2025~

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 フィギュアスケートの国別対抗戦2025が17日、東京体育館で開幕した。この大会は2年に1度開催される。世界ランキング上位6カ国・地域が出場し、計4種目(男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンス)での合計点で争う。各カテゴリーのショート/リズムダンス、フリーともに1位に12点が与えられる。アイスダンス日本代表の“うたまさ”こと吉田唄菜/森田真沙也組はリフト技での転倒があり、56.63点。アイスダンス6組中6位、7ポイントだった。

 

 今大会のトップバッターはアイスダンスカップルの“うたまさ”こと吉田/森田組だった。演技開始から息の合ったステップなどを披露していたが、最後のリフト技で森田が吉田を抱き上げる際に、勢いがあまり転倒。減点2となったのは痛手だが、大いに会場を盛り上げた。

 

 吉田を抱え上げる森田はミックスゾーンで反省しきりだった。

「リフトで転倒と大きなミスをしてしまい僕自身、罪悪感があります。リフトは(女性が宙に)あがったら男性の仕事なので、はい。すごく申し訳ないですが、それを明日に持ち越していたらダメなのでフリーダンスはフリーダンスで切り替えて、ロミオとジュリエットになりきって滑りたいな思います」

 

 そして、吉田も続けた。

「リフトのミスがある時は、大体どちらかが早いか遅い感じなのでタイミングの問題かなと思います」

 

 ふたりは入場時に歌舞伎のポーズを模して氷上に立った。記者から「ふたりで考えた?」と質問されると吉田は「そうです」と答えた。しかし、少々間を空けてから「私が考えました(笑)」と吉田が“白状”し、報道陣の笑いを誘った。

 

(文/大木雄貴)

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