伊達公子氏「ケアをすることは強くなるためのプロセス」 ~スポーツドクターネットワークカンファレンス~

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 世界的なスポーツチームのヘッドドクターや医療・スポーツ・食の専門家が一堂に会する「Sports Doctors Network Conference 2025 in TOKYO —最先端スポーツ医療を、すべての人へ-」が24日、東京大学安田講堂にて開催された。Sports Doctors Network(SDN)は、国境、スポーツ種目などを超え、世界中のトップドクターたちとのネットワークを活用し、選手ケアのあらゆる側面を最適化することを目的として設立された。今回のカンファレンスはSDNにとってアジア初開催。スポーツ庁の室伏広治長官や元サッカー日本代表の鈴木啓太氏、テニスプレイヤー伊達公子氏、宇宙飛行士の山崎直子氏、経済学者の成田悠輔氏、スポーツに限らず、各界を代表するスペシャリストの方が登壇し、エリートアスリートケアの一般活用や宇宙医療の未来、食とパフォーマンスなど、多岐にわたるテーマで講演を行った。

 

 後半の部では「キャリアを長く保つために、選手とドクターが果たすべき役割とは」をテーマに村上由美子氏がモデレーターとなり、伊達氏、NBAロサンゼルス・レイカーズのスポーツドクターを務めるクリストファー・ジョーンズ氏が語り合った。スペシャルゲストとして柔道オリンピック3連覇の野村忠宏氏が登壇。野村氏と伊達氏は現役委時代晩年のケガにまつわるエピソードを披露した。また伊達氏は「ケアは休むことではなく、強くなるためのプロセスということを選手自身に教えていかなければならない」と力説した。

 

(文/杉浦泰介)

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