チーム唯一の補強選手選出・植田へのエール

facebook icon twitter icon

 セガサミー硬式野球部の選手たちは、都市対抗野球大会東京二次予選後、3週間ほど出社に専念しました。7月下旬からようやく全体練習がスタート。猛暑が続いていますが、暑さに負けずに選手たちも頑張っています。7月26日にはオープン戦を行い、大谷翔平選手の兄・龍太監督が率いるトヨタ自動車東日本に9-1で勝ちました。

 

 この日は朝(日本時間)、大谷選手のドジャースの試合をテレビ観戦し、10時半からは兄の龍太監督が指揮を執るトヨタ自動車東日本と試合をしました。不思議な感覚でしたね。

 

 さて、セガサミー野球部は、秋の日本選手権大会出場に向け、強化練習中です。バッターは振り切ること、ピッチャーはストライク率を上げ、走り込みなどをテーマに鍛えています。今回の都市対抗予選での反省点は、打ち勝てなかったこと。チーム打率も長打率も低かった。そこをもう一度見直し、しっかりバットを振っていくことを大事にしていきたい。選手たちもトヨタ自動車東日本戦では、ノビノビできていたように映りました。公式戦でも、この調子で戦って欲しいですね。

 

 本戦には出場できませんでしたが、今年は植田匡哉がJR東日本の補強選手として出場します。NTT東日本はピッチャー2人を含む最大9人が選ばれ、ウチから選ばれたのは1人。そこは少し寂しいところですが、植田のモチベーションは高いようです。彼には濵岡武明監督も期待して呼んでいるわけですから、それに応えられるよう頑張ってほしいですね。他のチームの野球を見て、感じることも大事だし、当然私も植田が活躍してくれることを願っています。JR東日本のために頑張ることが、これからの野球人生ならびに、セガサミー野球部の今後に繋がっていくと思っています。

 

セガサミーOBへの期待

 7月は日米でオールスターが開催されました。 NPBのオールスターは「ふざけすぎだ」という声があったり、昔を知っている我々からすれば他球団の選手が仲が良すぎるように見えたりもします。ただ今は侍ジャパン(野球日本代表)で一緒になったり、自主トレを共に行うなど、和やかな雰囲気でやっています。個人的にはホームランを打ったり、いい走塁や守備、そして速い球や変化球を見せたりすることで楽しませてほしい。ただ、一番大事なのはファンの気持ち。ファンの人たちが良ければ、私はそれでいいんじゃないかなと思います。

 

 7月26日に後半戦がスタートしてからもセ・リーグは阪神が突っ走っています。先発投手は6枚も揃っているし、 打線は1番から5番まで固定できている。レギュラー陣がしっかり結果を出していることが大きいでしょう。藤川球児監督のベンチでの表情を見ていると、あまり感情を表に出さない。どっしりした野球をやっているように感じます。

 

 セガサミーOBの話をしますと、東京ヤクルトの荘司宏太はプロ初勝利を挙げるなど7試合連続無失点中です。ただ内容はちょっと、今ひとつ。ゼロに抑えてはいるものの、他球団も荘司の球筋もわかってきて、彼にも疲れが見えてくる頃かなと思っています。髙津臣吾監督には、いいところで投げさせてもらい、連投をしないなど大事に使ってもらい結果を残している。できれば最低でも40試合は投げてほしいですね。

 

 オリックスの横山楓が30日に支配下に返り咲きました。22年のドラフト6位入団ですが、3年で戦力外。育成選手として迎えた今季はウエスタンリーグ27試合で1勝2敗8セーブ、防御率2.33と好成績を残していました。横山も尻に火がついてるわけですから、今がチャンスだと思い、頑張ってほしいですね。元々、いいものを持っているわけですから、一軍でも力を発揮してくれればいいと思っています。

<このコーナーは毎月1日更新です>

 

西田真二(にしだ・しんじ)プロフィール>
1960年8月3日、和歌山県出身。小学3年で野球を始める。PL学園高、法政大学を経て、83年にドラフト1位で広島カープに入団。高校時代は78年夏にエース&4番として甲子園優勝に貢献した。大学時代は5度のベストナインに輝くなど、3度のリーグ優勝に導いた。プロ入り後は左投げ左打ちの外野手として、91年のセ・リーグ優勝に貢献するなどカープ一筋13年で現役を終えた。現役引退後は野球解説者を経て、カープ、四国アイランドリーグ(現・四国アイランドリーグplus)の愛媛、香川などで後進を育成。20年よりセガサミー野球部の監督を務める。

facebook icon twitter icon
Back to TOP TOP