沖縄尚学が日大三を破り、夏の甲子園初V!
第107回全国高等学校野球選手権大会第15日目の決勝戦となる沖縄尚学(沖縄)対日大三(西東京)の一戦が23日、甲子園球場(兵庫県西宮市)で行なわれ、3対1で沖縄尚学が勝利した。沖縄県勢では2010年の興南に次ぎ15年ぶり2度目の全国制覇となった。
◇決勝
両校、バントを絡め“渋い攻め”見せる
沖縄尚学(沖縄)
3=010|010|010
1=100|000|000
日大三(西東京)
試合は1回に動いた。裏の日大三の攻撃、送りバントに成功した一死二塁、3番・本間律輝(3年)がライトへのタイムリーツーベースを放ち、日大三が先制した。
しかし、沖縄尚学は流れを相手に渡さなかった。2回表、二死二塁の好機だった。7番の阿波根裕(3年)がレフトへタイムリーツーベースを放って、沖縄尚学がすぐさま同点に追いついた。
沖縄尚学は足を絡めた攻撃で勢いを増した。1番・宮城泰成(3年)がライト前にヒットを打ち、出塁。2番、3番打者はアウトに終わった。二死で迎えた4番の宜野座恵夢(3年)の打席、ファーストランナーの宮城が二盗に成功した。得点圏にランナーを進めると、宜野座がレフトに運び、沖縄尚学が勝ち越しに成功した。
沖縄尚学が勝利を手繰り寄せたのは8回表だった。送りバントを絡めて二死二塁の好機。ここで4番の宜野座が期待に応える。カウント0-2だった。日大三の外野陣は前進守備を敷いていた。沖縄尚学の4番・宜野座の一振りは左中間を破るタイムリーツーベースとなった。
日大三は9回裏に四球とエラーで一死三塁のチャンスを迎えるものの、6-4-3のダブルプレー。2年ぶり11回目の出場となった沖縄尚学の初優勝で、2025年の夏の甲子園は幕を閉じた。
(文/大木雄貴)