阪神、2年ぶりのリーグ制覇を過去最速で達成 ~プロ野球~

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 7日、優勝へのマジックナンバーを1としていた阪神が広島を2-0で下し、2年ぶり7度目のセントラル・リーグ優勝を決めた。9月7日での優勝は2リーグ制後、1990年の巨人を1日上回る史上最速での達成。藤川球児監督は球団創設90周年目のシーズンで球団初の就任1年目でリーグ制覇を果たした。

 

 5番手・石井、48試合連続無失点(阪神17勝6敗 甲子園)

広島
0=000|000|000
2=010|001|00X
阪神

勝利投手 湯浅(4勝4敗)
敗戦投手 アドゥワ(2敗)
セーブ  岩崎(1勝2敗31S)

 

 前日の勝利で王手を掛けた阪神。本拠地・甲子園球場に集まったファンの前で胴上げを披露した。

 

 今季12勝(5敗)と勝ち頭の先発・才木浩人が5回途中に危険球退場のアクシデント。ここから藤川監督が「チームの心臓」と評するブルペン陣が出動した。2番手・湯浅京己がこの回をゼロで抑えると、桐敷拓馬、及川雅貴、石井大智が1イニングずつゼロで切って取る。最後は守護神・岩崎優が3人で仕留めてゲームセット。今季26度目の完封勝利でリーグ制覇を決めた。

 

 藤川体制1年目の今季、投打にほぼ隙のないチームが出来上がっている。才木は勝利数(12)&防御率(1.62)でトップ(勝利数は最多タイ)。村上頌樹が11勝、大竹耕太郎が7勝を挙げているほか、他球団が羨むような枚数を揃える。

 

 両リーグトップのチーム防御率2.12は、救援陣の奮闘も大きい。石井は今季51試合に登板し、1失点のみ。防御率0.18の大活躍だ。石井の影に隠れているものの、リーグ最多60試合登板の及川も防御率0点台(0.94)と抜群の安定感を誇る。

 

 一昨季リーグワースト、昨季リーグ5位の失策数(いずれも85)を記録した守備も、ここまで52個(リーグ2位)と大きく改善された。

 

 打線は1~5番をほぼ固定。3番・森下翔太、4番・佐藤輝明、5番・大山俊輔はリーグの打点ランキングトップスリー(1位・佐藤=89、2位・森下=80、3位・大山=66)を占めるなどリーグ最多の437得点を挙げた。

 

 これで5年連続のCS出場を決めた。節目の球団創設90周年のシーズンで2年ぶり3度目の日本一を、虎視眈々と狙っている。

 

(文/杉浦泰介)

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