山崎太陽(創価大学硬式野球部/帝京第五高校出身)第2回「夢中になるきっかけは、クリスマスプレゼント」

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 2003年夏、東京都青梅市で生まれた山崎家の長男は、両親の「周りを明るく照らし、温かく見守る大きい存在になってほしい」という願いから「太陽」と名付けられた。ちなみに3歳下の弟は「大地」である。

 

 両親の願い通りに、山崎は明るく元気な少年時代を過ごした。「友達と野球やサッカー、ずっと外で遊んでいました」と本人。続いて、母・糸子の話。

「小さい頃から身体が大きく、外でよく走り回っていました。0歳から保育園に通わせていましたが、どちらかと言えばヤンチャな方だったと思います。休みの日は体力を持て余していたので、3歳ぐらいからスイミングスクールに通わせました。弟が生まれてからは、お兄ちゃんとして、よく面倒を見てくれました」

 

 ヤンチャな山崎少年が夢中になったのは野球だった。父親は高校球児。暮らしていた東京都青梅市からプロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地・西武ドームまでは、約16.5km。車で30分、電車を利用しても1時間~1時間半で行ける距離だ。

「1歳の頃、サンタさんからのクリスマスプレゼントは、サッカーボールと野球のグローブとプラスチックのバットでした。そこからずっと野球に夢中。2歳ぐらいの頃は、私か主人と庭でずっとキャッチボールをしていました。他の男の子が戦隊モノのヒーローに夢中になっても、そちらには全く興味がなかったようです。家でテレビを見ていたのも野球、サッカー、大相撲。スポーツ観戦ばかりでしたね」(母・糸子)

 

 5歳で地元の吉野ベースボールクラブに入団した。クラブは家の近所にある小学校が練習場だった。山崎少年はフェンス越しに食い入るように見ていたという。時には1時間ほど見入っていたこともあった。

 

 

強肩強打のキャッチャー

 フェンス越しに目を輝かせていた山崎少年をチーム側も受け入れた。入団は通常、幼稚園の年長からだが、年中で“体験入部”をさせてもらった。

 

 クラブで任されたポジションは主にキャッチャー。チームに少なかったという事情もあったが、山崎少年は「楽しかった」と夢中になった。当時の自分をこう振り返る。
「肩は強かったと思います。バッティングも得意でした」

 クリーンアップを担った。強肩を生かし、リリーフとしてマウンドに上がることもあった。小学5年時には青梅市の大会で優勝。都大会出場に貢献した。

 

 中学に上がり、山崎は全国大会優勝経験のある、硬式野球チームの羽村リトルシニアに入団した。中学校の部活動では、ほとんどが軟式野球部である。「先のことを考えて硬式野球一本しか考えていませんでした」と山崎。とはいえ、軟式球から硬式球の変化には恐怖心も伴った。

「最初は硬式球を捕球するのが怖く、キャッチャーを避けてショートやセンターを守っていました」

 

 それでも中学2年の時には“元の鞘”に戻る。「自分でリードしたいという思いが湧いてきました」。慣れ親しんだポジションに戻ると、すぐに出場機会を得た。だが羽村リトルシニアに在籍した3年間は全国大会に進めなかった。

 

 東京生まれ、東京育ちの山崎だが、高校は愛媛県で寮生活を送る。進学先には大洲市の帝京第五高校を選んだ。

 

(第3回につづく)

>>第1回はこちら

 

山崎太陽(やまざき・たいよう)プロフィール>

2003年7月6日、東京都青梅市出身。5歳で野球を始める。吉野ベースボールクラブ、羽村シニアを経て、愛媛県の帝京第五高校に進学した。高校1年夏からベンチ入り、3年時には主将を務めたが、3年間甲子園出場は叶わなかった。22年春、創価大学に進学。夏にピッチャーに転向。3年の春で公式戦デビュー。4年春にはリリーフとして6試合に登板し、防御率1.35の活躍で同大のリーグ優勝&全日本大学選手権出場に貢献した。侍ジャパン大学日本代表選考合宿のメンバーにも選ばれた(コンディション不良のため参加は辞退)。最速149kmのストレートを軸にスライダー、フォークを駆使する本格派。身長193cm、体重87kg。右投げ右打ち。背番号16。

 

(文・プロフィール写真/杉浦泰介、プレー写真/©創価大硬式野球部)

 

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