D2花園近鉄ライナーズ、“TNT”掲げD1復帰目指す ~リーグワン~
ジャパンラグビー・リーグワンのディビジョン2に所属する花園近鉄ライナーズが11日、本拠地の東大阪市花園ラグビー場で新入団選手の記者会見を実施した。会見には新入団の8選手のほか、太田春樹新監督も出席。今季の意気込みを語った。

(写真:新加入のリボック<左>と太田新監督)
変革のシーズンが始まる。ライナーズは向井昭吾HCが昨季限りで退任。チームの屋台骨を支えたSOクウェイド・クーパー、SHウィル・ゲニア、LO村田毅が現役引退した。クーパーはアタックコーチ、ゲニアはスキルコーチ、村田はFWコーチとしてチームには残るが、新戦力7人を加え、チームは生まれ変わったと言っていいだろう。
11日のリーグワンライジング終了後、記者会見の冒頭に駒喜多学部長がこう挨拶した。
「新しくチームが生まれ変わります。キーワードは『継承・進化』です。向井HCから学んできた太田監督を新しく据えた。クーパー、ゲニア、村田らから培ってきた素晴らしいものを残しながらも、新しい力で一層の進化を遂げ、チームを再生したいと思っています」
会見には太田新監督、新加入のPR平野翔平、LO牧野内翔馬、LOキラン・マクドナルド、LO/FL/NO8ライノ・ピータース、SH藤原恵太、SOマニー・リボック、CTBピーター・ウマガ=ジェンセン、CTBバーガー・オーデンダールの8人が登壇した。目玉は現役南アフリカ代表のリボックだ。
チームもその注目度を鑑み、全体の会見後に個別で会見を実施した。リボックは南アフリカ代表の司令塔の座を争う位置にいるが、D2でのプレーも厭わなかった。
「チームのビジョン、目標を聞かせていただき、チャレンジしていくことで自分も成長できると思った。私はチャレンジが大好き。ここでラグビーを一緒につくり上げていくことが必要だと思ったからプレーすることを決めました」
太田新監督は今季の変革をこう説明した。
「今シーズンのスローガンである“Takes No Talent”(TNT)。才能は必要ないということなんですけど、自分でコントロールできる部分を100%取り組むことを第一にチームづくりをしています。変えるべきところは特にディフェンス。今季はアグレッシブにラインスピードを上げるディフェンスに力を入れています」
4年後には創部100年を迎える名門。まずは今季のD1復帰が至上命題となる。
(文/杉浦泰介、写真/©花園近鉄ライナーズ)