鹿島、9年ぶり9度目のリーグ制覇! ~Jリーグ~
サッカーJ1リーグの最終節が各地で行なわれた。鹿島アントラーズがホームで横浜F・マリノスを相手に2対1で勝利して、2016年以来9度目のリーグ制覇を達成した。試合は前半20分、後半12分にFWレオ・セアラの2ゴールで鹿島がリードを広げた。横浜FMは後半アディショナルタイムにMF天野純の得点で1点を返したものの、鹿島が逃げ切った。鹿島は、この優勝で21冠目の主要タイトル獲得となった。
鬼木監督、鹿島復帰1年目でV(カシマ)
鹿島アントラーズ 2-1 横浜F・マリノス
【得点】
[鹿] レオ・セアラ(20分、57分)
[横] 天野純(90+1分)
首位を走る鹿島の勝ち点は73。2位の柏レイソルは同72。鹿島は勝利すれば、優勝が決まるこの一戦。トップ下に荒木遼太郎を配置した。
20分、試合の均衡が破れた。MF荒木遼太郎が右サイドの折り返しから、ペナルティーエリアニアサイドで合わせようと試みるが、シュートはミートせずボールは宙に浮いた。そのボールを荒木が粘り中に折り返すと、レオ・セアラが右足で押し込んだ。
先制後も鹿島優勢は変わらなかった。鹿島は自陣からのロングボールに対し、レオ・セアラが相手のセンターバック2枚との駆け引きで勝っていた。このブラジル人ストライカーは、巧みに体を当てて、横浜FMのDFから自由を奪っていた。そのボールを自分で収めたり、トップ下の荒木やボランチの知念慶らがうまく拾うなどして、リズムに乗った。
加えて左サイドハーフに入った鈴木優磨がサイドで時間をつくり、起点を作った。
一方の横浜FMは、前線からのプレスのかけ方がはっきりせず、守備でも後手を踏んだ。
後半に入っても、試合の流れは鹿島が握った。12分、ペナルティーエリア右のポケットに侵入したMF松村優太が、ふわりとクロスを供給。これをレオ・セアラが頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。
鹿島は後半アディショナルタイムに横浜FMが1点を返したものの、鹿島が逃げ切って、歓喜の瞬間が訪れた。
今季から鹿島の監督に就任した鬼木達監督。現役時代の1999年以来、26年ぶりに鹿島復帰となった。川崎フロンターレで7冠を獲得した指揮官は、この優勝によりJ1の2つのクラブでのリーグ制覇はJ史上初である。監督として8冠目獲得も単独トップとなった。
(文/大木雄貴)