二階堂蓮、同点3位で銅メダル 前回王者の小林陵侑は8位 〜ノルディックスキー・ジャンプ男子個人NH〜
ミラノ・コルティナ五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人ノーマルヒルが9日(日本時間10日)、プレダッツォジャンプ競技場で行なわれた。金メダルは274.1点を挙げたフィリップ・ライムント(ドイツ)。銀メダルは270.7点でカツペル・トマシャク(ポーランド)が獲得した。日本勢は初出場の二階堂蓮(日本ビール)がグレゴール・デシュバンデン(スイス)と同点(266.0)で3位に入り、銅メダル。そのほか前回王者の小林陵侑(チームROY)は8位、2大会連続出場の中村直幹(フライングラボラトリー)は15位だった。
女子ノーマルヒルで丸山希(北野建設)が銅メダル獲得し、好スタートを切った“日の丸飛行隊”。男子も初出場で、今季好調の二階堂が続いた。
二階堂はW杯で昨季まで表彰台に縁がなかった。今季は11月29日のフィンランド・ルカ大会で2位に入ると、今年1月のジャンプ週間、オーストリア・インスブルック大会で初勝利を挙げた。20戦中7度の表彰台。個人総合で2位の小林次ぐ3位に付けている。
その好調ぶりはオリンピックでも持続。1回目は101mを飛び、トップのライムントと4.5点差の6位に付けた。2回目は106m50と飛距離を伸ばした。テレマークを決めた後、ガッツポーズ。134.9点を加え、合計266.0点で暫定1位に躍り出た。後続グループに抜かれたものの、デシュバンデンと並び表彰台はキープした。初出場のオリンピックで銅メダルを獲得した。
連覇が期待された小林は1回目100.5m、2回目104mで8位に終わった。「2本を通して、すごく合格的なジャンプだった」と前を向いた。
明暗分かれた二階堂と小林だが、混合団体に出場予定だ。
(文/杉浦泰介)