堀島行真、新種目で銀メダル 〜フリースタイルスキー・男子デュアルモーグル〜
ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー・男子デュアルモーグル決勝が15日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパークで行なわれた。今大会モーグルで銅メダルの堀島行真(トヨタ自動車)は決勝でミカエル・キングズベリー(カナダ)に敗れたものの、今大会2個目のメダルを獲得した。
世界選手権に採用されたのは1999年と言われており、歴史の浅い種目ではないが、五輪では初採用となったデュアルモーグル。1人でコースを滑り降り、そのポイントを競うモーグルと違うのは、2人同時にスタートし、その両者で勝ち負けを決める点だ。 ターン、エア、タイムの3項目を審査するのは同じだが、7人のジャッジ(ターン4人、エア2人、タイム1人)が5票ずつ持ち、合計得票数で勝敗が決まる。
堀島の初戦の相手はアメリカのニック・ページ。ペイジはバランスを崩し、コースアウトとなった。 堀島も後半バランスを崩し、第2エアの着地で転倒したものの、すぐに体勢を立て直して後ろ向きでフィニッシュラインを切った。ペイジが途中棄権となったため、堀島が準々決勝進出を決めた。
準々決勝はディラン・ワルチク(アメリカ)に26対9、準決勝では平昌大会モーグル銀メダリストのマット・グレアム(オーストラリア)を21対14で破り、決勝にコマを進めた。五輪初代王者に王手をかけた決勝の相手は、世界選手権でこの種目5度優勝のキングズベリーだ。堀島は果敢に攻めたが、途中でターンが乱れ、第2エアはストレートジャンプに。先着したスピードの5票は獲得したほかの30票は相手に渡った。今大会2個目のメダルは銀メダルとなった。
(文/杉浦泰介)