スノボ小栗大地、バンクドスラロームで銀 ~ミラノ・コルティナパラリンピック8日目~
ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック7日目(現地時間11日)、スノーボードのバンクドスラロームがコルティナ・パラ・スノーボードパークで行なわれた。下肢障障がい重度クラス(SB-LL1)で小栗大地(SCSK)が59秒02で、銀メダルを獲得した。金メダルはノア・エリオット (アメリカ)で58秒94。日本選手団今大会3個目のメダルは冬季パラリンピック通算100個目となった。小須田潤太(オープンハウス)は5位だった。
2014年のソチ大会から採用されたパラスノーボード。バンクドスラロームは18年平昌大会からだ。バンクと呼ばれる傾斜のあるコーナーが設けられたコースを1人ずつ2回から3回滑走し、その最速タイムで競う。パラリンピックでは2回の内の最速タイムだ。
過去日本勢は18年平昌大会で成田緑夢(なりた・ぐりむ)が下肢障がいLL2で金メダルを獲得した。小栗は6位入賞。日本スノーボードチームがメダルなしに終わった22年北京大会では7位入賞だった。
日本スノーボードチームのキャプテン務める小栗は3度目のパラリンピック。先に行なわれたスノーボードクロスでは7位入賞だった。天候の影響で1日前倒しとなったバンクドスラローム。小栗はトップバッターとして滑走した。
スピードに乗りながらも正確なターンで1分0秒09をマーク。1回目終了時点でトップのエリオットと1秒13差の2位につけた。
昨年の世界選手権王者・小須田は1回目4位。逆転を狙った2回目、タイムを縮めたものの1分0秒48で順位は変わらず。暫定トップに1秒52届かなかった。
小栗の直前に滑走したマイク・シュルツ(アメリカ)が1分0秒05で2位浮上した。残すは小栗とエリオットを残すため、表彰台のメンバーは決まった。あとは何色のメダルになるかだ。
初のメダル獲得は決まった小栗。2回目の滑走で攻めた。両手を揺らしながら上半身でもバランスを取ってターン。最後は身体を屈めてスピードを乗せ、フィニッシュ。トップのエリオットには0秒06届かなかったが、再び2位となり、銀メダルが確定した。
ウイニングランとなったエリオットは、自らの記録を0秒02縮めた。2大会ぶりの金メダルを胸に飾り、第一人者としての実力を示した。
(文╱杉浦泰介)
■関連記事はこちら