第26回「勝みなみ、エスコートキッズにエール」 ~明治安田レディスゴルフトーナメント~
「ひとに健康を、まちに元気を。」をコンセプトに、社会貢献活動を展開している明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田)とのタイアップ企画です。

JLPGAツアー第19戦『明治安田レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円/優勝1800万円)が7月16日から19日にかけて、仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県富谷市、6692ヤードパー72)で行なわれました。4日間を通じ、約9,000人のギャラリーが仙台クラシックGCに足を運びました。明治安田所属の勝みなみ選手は、通算15アンダーの9位タイでトップ10入りしました。
昨年はクマの目撃情報により無観客開催となりましたが、それを踏まえ、今年は赤外線カメラを搭載した最新ドローンを活用し、毎朝夕それぞれ30分、コース周辺を監視。さらに爆竹を鳴らし、クマ除けスプレーを会場内に常備したりするなど、安全対策を強化してきました。
勝選手は現在、アメリカなど海外ツアーを主戦としています。帰国したばかりのコンディション調整が難しい中で、初日は1オーバーの79位タイと苦しみました。
しかし、2日以降はホステスプロとしての意地を見せました。ドライバー、ショット、パターの精度を高め、2日目は5バーディー1ボギーとして37位タイ(3アンダー)とし、予選通過。3日目は3連続を含む7バーディー1ボギーで15位タイ(9アンダー)。
迎えた最終日、28名の地元小学生がエスコートキッズとして一部の選手と一緒にティーグラウンドに入りました。第8組で登場した勝選手は、2人のエスコートキッズに両手を引かれ、1番ホールへと入場。短い時間ながらキッズとの会話を楽しみました。
勝選手は、前半こそ2バーディー1ボギーと我慢の展開が続いたものの、後半は波に乗りました。11番、12番と連続バーディー。15番でもバーディーを記録し、迎えたパー5(500ヤード)の16番ホール。フェアウェイからの2打目、5番ユーティリティーでのショットはグリーンを捉えました。イーグルトライは予測よりスライスしなかったため、惜しくもバーディーでしたが、ロングホールでの2オンで観客を沸かせました。

最終ホールは384ヤードのパー4。ティーショットでフェアウェイの真ん中を捉えました。ピンまで約100ヤードの2打目、58度で打った球は強烈なバックスピンでピンから2メートルにつけました。冷静にバーディーを決め、通算15アンダーの9位タイでホールアウトしました。
普段は海外ツアーを主戦としている勝選手は「初日さえ良ければ……」と唇を噛んだ後に、こう続けました。
「気持ちを切り替えて修正して2日以降は臨みました。忘れかけていた感覚を取り戻せた手応えはあります。ティーショットで(打感が)厚かったり、セカンドショットも良い印象を持てました。来週、再来週に向けて自信がつきました」
そう話した勝選手、翌朝には飛行機に乗り、「ISPS HANDA スコットランド女子オープン」(現地時間23日から)に参戦中です。30日からは今季最後の海外メジャー「AIG 女子オープン」に出場予定です。

プレーについて語った後、勝選手は一緒に入場したエスコートキッズとの会話を再現してくれました。
勝 :今、夏休み?
キッズ:夏休み~。
勝 :宿題、どう?
キッズ:100ページくらい。
勝 :何ページくらいやったの?
キッズ:いま、4ページ。
勝 :頑張れ(笑)。いっぱい遊んでね!
そして、自身の少女時代を振り返りました。
「自分もそういう時、あったなぁ~と懐かしくなりました。(大人になった)いまも楽しいですけど、小学生とか小さい時の楽しみって今とは違うじゃないですか? なので、“いっぱい遊んでね!”と伝えました」

勝選手はギャラリーからの「海外でも頑張って!」「次も頑張ってね!」という声援に一礼し、クラブハウスへとひき上げました。
明治安田・永島英器社長はエスコートキッズを募集している理由について、こう述べました。
「地元の皆さま、お子さまがスポーツに触れる機会を提供できていたとしたら、こんなに幸せなことはないです。私はティーグラウンドで見ていて、お子さまの笑顔が印象的でした。有名なプロと一緒に歩いたことは、(子どもの)記憶にずっと残り続けるんだろうなと思いますし、保護者の方々もきっと喜ばれていると思います。素敵な時間を創れていたら、私もうれしいです」
(文・写真/大木雄貴)