第27回「杜の都ならではのおもてなし」 ~明治安田レディスゴルフトーナメント~
「ひとに健康を、まちに元気を。」をコンセプトに、社会貢献活動を展開している明治安田生命保険相互会社(以下、明治安田)とのタイアップ企画です。
未来の勝みなみ!?
JLPGAツアー第19戦『明治安田レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円/優勝1800万円)が7月16日から19日にかけて、仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県富谷市、6692ヤードパー72)で行なわれました。大会を特別協賛した明治安田は延べ約9,000人のギャラリーを、さまざまな催しで迎えました。
明治安田は、女子ゴルフ版のオリジナルベースボールシャツを新たに制作。背中には今回9位タイと健闘した勝みなみ選手ら、明治安田所属プロ5名のイラストが印刷されていたこともあり、シャツに袖を通して現地観戦するギャラリーの姿を見かけました。

昨年はクマの目撃情報により無観客開催となりましたが、それを踏まえ、今年は赤外線カメラを搭載した最新ドローンを活用し、毎朝夕それぞれ30分、コース周辺を監視。さらに爆竹を鳴らし、クマ除けスプレーを会場内に常備しました。できうる限りの安全対策をして迎えた今大会の「ギャラリープラザ」は賑いを見せました。その一部を紹介しましょう。
①健康チェックブース。もはやお馴染みとなっているこのブースでは血管年齢測定、骨ウェーブ(骨の健康度)測定、肌年齢測定、日頃の野菜摂取量を測定するベジチェックが行なわれていました。ベジチェックでは「結構、自信あったけど」と語る男性がいました。「食生活を見直すきっかけにしよう」とポジティブに捉えていました。
②スイングチェックブース。高性能カメラで撮影し、その場で自分のスイング写真をプリントアウトすることができます。仙台クラシックゴルフ倶楽部の会場では、女子小学生がスイングチェックをしていました。「大人用のティーの高さに設定してあるから大丈夫かな?」という係員の懸念をよそに、女子小学生は鋭いスイングを披露。“未来の勝みなみ”を予感させるダイナミックなスイングでした。

③飲食店ブース。宮城県の名産「蒸しホヤ」「牛タン入りつくね」などが並んでいました。リアス式海岸は、ホヤの養殖発祥の地としても知られています。全国のホヤ生産量の8割が宮城県です。ギャラリーは蒸しホヤ、牛タン入りつくねを簡易テーブルに並べて、楽しんでいました。
さらにクラブハウス左側には、Jリーグクラブ・ベガルタ仙台がフットゴルフブースを設けていました。約2メートル先にあるホールにサッカーボールをキックし、見事ホールインワンすればベガルタのオリジナルグッズがもらえました。1回でホールインワンする人がいる一方で、何度チャレンジしても入らず、悔しそうな表情を浮かべている人もいました。

パターチャレンジブースはフットゴルフに劣らない賑わいを見せていました。視察した明治安田・永島英器社長は視察した様子を、こう語りました。
「パターチャレンジブースで、私がたまたま言葉を交わした小学生の2人はゴルフをやっているということでした。そういった未来世代に少しでも心に残る体験を提供できたかなと。この大会が、家族や子どもたちの思い出になっているんだなと実感できてうれしかったです」
仙台弁天の川Tシャツ解読書

パターチャレンジの挑戦権は2回。筆者が取材に出向いた時には、60代男性が2回挑戦して2回ともカップインさせました。
――:おめでとうございます!
男性:ありがとうございます!
――:パターはお得意なんですか?
男性:いいえ、苦手、苦手。
――:2回打って2回とも成功していましたけれども。
男性:これがコースに出ると入らないんですよ~(笑)。
男性は満面の笑みで、応じてくれました。
ギャラリープラザの一番奥には、美しい天の川と筆記体の英字が書かれたお洒落なTシャツを販売しているブースがありました。有限会社BRAIN BOAT.が手掛ける「T-BOAT.」というブランドのブースです。ブースを運営する男性に話を聞きました。

―― :このTシャツ、格好いいですね。
男性①:ありがとうございます。この筆記体、仙台弁なんです。“こういう話し言葉や方言もあるんだよ”というのを何とか形に残したいなぁ、と思ってこのTシャツをつくったんです。
男性②:このTシャツ、面白いでしょう?
―― :はい。お洒落なのに方言と聞いてビックリしました。
男性②:このTシャツを見た時に、“仙台弁をもっと知ってほしい!”と思ってこんなものを作ったんです。
そう語る男性は「仙台弁天の川Tシャツ解読書」と書かれた冊子を筆者に手渡してくれました。

―― :「おばんです(こんばんは)」は聞いたことありますが、正しくは「おばんでがす」と言うんですね。
男性②:いま、仙台に住んでいる若い人でも、もしかしたら知らないかもしれない言葉が(Tシャツに)載っていて、“これは解説が必要だ”と思って解読書を作成しました。
明治安田レディスゴルフトーナメントのギャラリープラザは、宮城色に染まったホスピタリティあふれる空間でした。ギャラリープラザを視察した明治安田・永島社長は「これからもゴルフを通じて、地域の活性化に貢献していきたい」と語気を強めました。
(文・写真/大木雄貴)