島田麻央、3Aを「中1日で修正」し逆転Ⅴ ~木下グループ杯2026女子フリー~

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 フィギュアスケート「ISUチャレンジャーシリーズ木下グループ杯2026」女子シングルのフリープログラム(フリー)が6日、田中貴金属アイスアリーナ(東京辰巳アイスアリーナ)で行なわれた。世界ジュニア選手権を4連覇し、シニアの国際大会デビュー戦となった島田麻央(木下グループ)のフリーの得点は152.48点。4日に行なわれたショートプログラム(SP)は2位(78.84点)発進だった合計を231.32点とし、逆転で金メダルを胸に飾った。銀メダル(合計221.06点)はアレクサンドル・イグナトワ(AIN)。銅メダル(合計207.86点)はアンナ・フロロワ(AIN)が獲得した。

 

 国際スケート連盟(ISU)は2022年にロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシアと同盟国のベラルーシの選手の国際大会参加を禁止していた。しかし、ISUは2026-27年シーズン、個人の中立選手(AIN)としてのみ、対象2カ国の選手の国際大会出場を認めた。

 

 ミラノ・コルティナ冬季五輪銅メダリストで今大会SPを首位でスタート(80.27点)した中井亜美(TOKIOインカラミ)のフリーの得点は127.45点、合計を207.72点とし、4位。SPで8位(58.61点)だった青木祐奈(日本建物管財)はフリーで123.18点、合計は181.79点で7位だった。

 

 島田はSPで3回転アクセルを1/4回転不足、との判定を受けていた。17歳は中1日の時間を利用し、3回転アクセルを修正。試合後、島田は改善点を説明した。

 

「SPではバックアウトのカーブを大きくしていたのですが、(フリーでは)そこを小さく深めに乗るようにして、(助走のコース取りを)少し変えました」

 

 3回転アクセルを見事に成功させ、波に乗ると2本目の4回転トーループも綺麗に着氷した。4回転トーループについては、こう述べた。

 

「中学校1年生から挑戦し続けて頑張ってきたので、諦めたくないなと思ってここまで頑張りました。(4回転トーループは)自分のスケート人生で一番、難しい技です。トーループの調子が悪かったら、自分の全部の調子も落ちるし、(トーループが)良ければ全部の調子がいい。スケール全体の調子に、結構トーループが関係してきます」

 

 シニアの国際大会デビュー戦となった木下グループ杯で2つの大技を決め切り、逆転優勝を果たした島田。今後は4回転ルッツなどの練習にも励み、世界レベルでの戦いを続ける。

 

(文/大木雄貴)

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