森保J、エクアドルとのPK戦を制して決勝進出 ~キリンカップサッカー2026 準決勝~
キリンカップサッカー2026の初戦(準決勝)となる日本代表(FIFAランキング17位)対エクアドル代表(同25位)の一戦が1日、横浜国際総合競技場で行なわれた。90分では決着がつかず、PK戦(5対4)の末に、日本が決勝にコマを進めた。日本は10月5日、MUFGスタジアム(国立競技場)でニュージーランド代表(同86位)と対戦する。
彩艶、PK1本セーブ(横浜)
日本代表 0-0 エクアドル代表
(PK戦 5-4)
90分で決着がつかなかったこの一戦。選手たちがベンチ前で給水をする中、森保一監督はメモを見ながら、選手たちの肩や背中を叩いた。2022年カタールワールドカップ決勝トーナメント1回戦(ベスト16)。クロアチア代表にPK戦の末に敗れた際には、選手の自主性に任せてキッカーの順番を決めた。この敗戦以降、森保監督は「順番は私が決める」と語っていた。
森保監督は、PKの順番について、試合後にこう語った。
「中村俊輔コーチがキッカーの順番を提案してくれて、私が確認をして最終的に変更するところは変更して、選手に伝えて今日は臨みました」
先攻はエクアドル、日本は後攻だった。日本の守護神・鈴木彩艶は3本目のデニル・カスティージョのキックを、左に跳び、両手ではじき出した。対する日本は、FW上田綺世(リール)、MF鎌田大地(パレス)、DF伊藤洋輝(バイエルン)、MF相馬勇紀(FC町田ゼルビア)、FW前田大然(イプスウィッチ)の5人全員が成功し、PK戦を制した。
殊勲のセーブを見せた鈴木彩はこう語った。
「PK戦は練習と試合では雰囲気が違う。今回、実戦でPK戦を迎えられたのは僕としても良いイメージが掴めました。しっかりとしたイメージを持って次に迎えるのは良かったです」
鈴木彩は試合終盤、「引き分けだったらPKというのは、頭に入れながら」プレーしていたという。
森保監督は、「スタッフ含めて、これまで準備してきたこと、積み上げてきたことがひとつ、結果につながった。(来年1月開催の)アジアカップでもPK戦は考えられるので、良いシミュレーションとなる試合ができたと思っています」と総括した。
(文/大木雄貴)