BCリーグでは、4月度のリーグ月間MVP受賞選手を発表。投手部門ではの中山大選手(新潟アルビレックスBC)が、野手部門では古市隼人選手(同)が選ばれた。新潟がダブル受賞したのは初となる。
【投手部門】中山大(新潟アルビレックスBC)初
       2試合(15回) 2勝0敗0S 防御率0.60 10奪三振
<プロフィール>
1980年7月13日、新潟県出身。新潟江南高卒業後、新潟大学、バイタルネットを経て、昨季は球団職員として設立初年度の新潟を支えた。バイタルネット時代にはNTT信越クラブ(長野市)の補強選手として都市対抗に出場した経験をもつ。一昨年の秋に心臓疾患を理由に現役を引退したが、自らの可能性を信じてオフに合同トライアウトを受け、新潟に指名を受けた。地元の期待の星として4月は無傷の2勝をマークした。178センチ、85キロ、左投左打。

 藤井了、徳田将至、両投手とともに新潟の先発3本柱の一人。1戦目の福井ミラクルエレファンツ戦(20日)では7回を5安打2失点、2戦目の信濃グランセローズ戦(29日)では8回を5安打3失点。特筆すべきは四死球の数で15回を投げ、四球1と安定したピッチングを披露している。

【野手部門】古市隼人(新潟アルビレックスBC)初
        5試合17打数8安打 打率.471 本塁打0 打点4 盗塁1
<プロフィール>
1987年6月25日、東京都出身。浦和学院高卒業後、千葉熱血MAKING、サウザンリーフ市原を経て、昨年シーズン途中に新潟に入団。浦和学院時代には春の甲子園に出場している。168センチ、74キロ、右投右打。

 昨季途中からセカンドのレギュラーとして出場し、不安定だった新潟の内野守備を安定させた。今季は開幕からレギュラーを獲得。今季入団した兄の古市斗馬とともに新潟の打線を支えている。