ボストン・レッドソックスの松坂大輔は10日、敵地のミネソタ・ツインズ戦に先発登板。松坂は7回を96球、6安打2失点にまとめ、開幕から負けなしの6勝目を飾った。試合はレッドソックスが8回から岡島秀樹、9回は抑えのジョナサン・パペルボンと磐石の投手リレーをみせ、5−2で勝利している。
 前回登板は勝利投手になりながら、8四球と制球を乱した松坂は、この日も不安な立ち上がり。2回には満塁のピンチで押し出しの四球を与え、1−1の同点に追いつかれてしまう。さらに5回に4番のジャスティン・モルノーに勝ち越しタイムリーを許すも、中盤以降は無四球と立ち直り、味方の援護を待つ。

 レッドソックス打線が目覚めたのは7回。ココ・クリスプ、ジェド・ローリーの連続ホームランで3−2と試合をひっくり返す。松坂はその裏を3人で片付け、勝ち投手の権利を保って、後続にマウンドを託した。