いよいよ17日、北京五輪出場権をかけたバレーボール世界最終予選(兼アジア予選)が東京体育館で開幕する。まずは柳本晶一監督率いる女子が2大会連続での出場を目指し、世界に挑む。
 今大会の出場国は、ポーランド、プエルトリコ、カザフスタン、ドミニカ共和国、韓国、タイ、セルビア、そして日本の8チーム。この中で優勝チーム、アジア地区での1位チーム、そしてその2チームを除いた上位2チームが北京への切符を獲得することができる。
 8カ国のFIVBランキングは現在、7位・セルビア、8位・日本、9位・ポーランド、11位・韓国、14位・ドミニカ共和国、16位・カザフスタン、18位・タイ、19位・プエルトリコとなっている。アジア圏内では日本が最有力候補だ。

 また、前回大会のアテネ五輪以降の対戦成績を見ても日本は優位だ。昨年11月のW杯で初めて対戦したセルビアにこそ0勝1敗と負け越しているが、ポーランド戦7勝3敗、カザフスタン戦4勝1敗、ドミニカ共和国戦5勝1敗、韓国戦10勝0敗、タイ戦5勝0敗と勝ち越している。対戦経験のないプエルトリコもランキングを見る限り、負ける相手ではない。油断は禁物だが、女子の五輪出場の可能性は極めて高いといえる。

 日本のチーム状態もいい。主将で司令塔のS竹下佳江を中心にチームテーマである“団結力”は高まる一方だ。加えて、エースのWS栗原恵や攻守の要として期待されているMB荒木絵里香など、選手の調子も上がっている。
 唯一の不安はアテネ以降、コート内外でチームを盛り立ててきたWS高橋みゆきの状態が上がらないことだ。しかし、今回30歳にして初代表に選出されたWS狩野美雪が、しっかりとその穴を埋めている。

 未だ公開されていない新フォーメーションで、北京五輪の切符獲得に挑む柳本ジャパン。まずは初戦のポーランド戦を白星で飾り、弾みをつけたいところだ。

 〜北京五輪世界最終予選(兼アジア予選)〜
17日(土) vs.ポーランド(18時〜)
18日(日) vs.プエルトリコ(18時〜)

20日(火) vs.カザフスタン(18時半〜)
21日(水) vs.ドミニカ共和国(18時半〜)

23日(金) vs.韓国(18時半〜)
24日(土) vs.タイ(18時〜)
25日(日) vs.セルビア(18時〜)


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