日本ボート協会は7月31日、東京都内のホテルで北京五輪ボート競技代表4選手(男女とも軽量級ダブルスカル)の壮行会を行った。4大会連続の五輪出場となる武田大作(ダイキ)は、「新たな気持ちで世界の頂点を目指して頑張りたい。目標は金メダル」などと力強く語った。
29日、キリンチャレンジカップ2008が国立競技場で行われ、北京五輪に出場するサッカーU−23日本代表がU−23アルゼンチン代表と対戦した。日本は前半から積極的にサイド攻撃をしかけ、五輪優勝候補に互角の展開をみせる。ところが、後半開始からはアルゼンチンが猛攻をしかけ防戦一方。守備陣の踏ん張りでどうにか耐えていたが、68分にFWアルヘン・ディマティアの右足でゴールを割られた。その後もアルゼンチンが猛攻をしかけたが、83分すぎに落雷により試合は中断、このまま中止となる波乱の展開になった。反町ジャパンは今後も国内で合宿を行い、8月7日に天津で行われるアメリカ戦へ向けて最終調整する。 (国立) 日本代表 0− 【得点】 [ア]アルヘン・ディマティア(68分)
8月8日に開幕する北京五輪の日本代表選手団結団式と壮行会が7月28日、都内ホテルで行われた。 結団式の決意表明では、日本選手団の主将を務める柔道男子100キロ級代表の鈴木桂治(平成管財)が、「オリンピック北京大会に日本選手団として参加することを誇りに思い、栄光を勝ち取る決意を持ち、各国選手と友好を深め、世界平和に貢献することを誓います」と力強く宣言した。 日本選手団は、北京五輪で実施される28競技のうち26競技に出場。2004年アテネ五輪を上回り史上最多となる576人(選手339人、役員237人)が派遣されることとなった。
“オグシオ”人気が高まる中、北京五輪でのメダル獲得が注目されているのがバドミントンだ。持久力、瞬発力、フットワーク……あらゆる能力を必要とするバドミントンとはどんな競技なのか。そして、果たしてオグシオは、北京の表彰台に上がることはできるのか。バルセロナ五輪に出場し、日本バドミントン界のパイオニア的存在でもある陣内貴美子さんに当サイト・編集長の二宮清純が訊いた。
24日、北京五輪に出場するサッカーU−23日本代表がU−23オーストラリア代表との壮行試合を行った。日本は前半34分に先制を許したが、直後の40分に香川真司(C大阪)のゴールで同点に追いつく。後半は右SB内田篤人(鹿島)を中心にいい形は作るもののなかなかゴールを奪えなかったが、終了間際の88分に岡崎慎司(清水)のヘッドが決まり逆転勝ちを収めた。反町ジャパンは29日にもアテネ五輪優勝のアルゼンチン代表と壮行試合を行い、五輪本番に臨む。 (ホムスタ) −1 オーストラリア代表 【得点】 [日]香川真司(40分)、岡崎慎司(88分) [豪]アーチー・トンプソン(34分)
北京五輪のフィナーレを飾る男子マラソン(8月24日)には、日本から尾方剛、佐藤敦之(ともに中国電力)、大崎悟史(NTT西日本)の3選手が出場する。シドニー大会(00年)の高橋尚子、アテネ大会(04年)の野口みずきに続いて日本勢3連覇を狙う女子とは対照的に、男子では92年に森下広一が銀メダルを獲得して以降、表彰台に立てていない。はたして男子マラソン16年ぶりのメダルの可能性はあるのか。尾方、佐藤の両代表を送り出した中国電力陸上部の坂口泰監督に当HP編集長・二宮清純がニッポン放送「スポーツスピリッツ」内で電話インタビューを行った。その一部を紹介する。
アテネの借りは北京で返す。男子棒高跳びの澤野大地は先の日本選手権で標準記録A(5メートル70)をクリアして優勝し、2大会連続の五輪代表に決定した。前回のアテネ大会は20年ぶりの決勝進出を果たしたものの、世界の壁は高く13位。それから4年、澤野は着実に力をつけ、世界と対等に戦える位置までやってきた。日本の“鳥人”は北京の空へ高く舞い上がることはできるのか。当HP編集長・二宮清純がニッポン放送「スポーツスピリッツ」内で電話インタビューを行った。その一部を紹介する。
日本サッカー協会(JFA)は、8月の北京オリンピックに出場する代表メンバー18名を発表した。オーバーエイジ(OA)枠は利用せず、23歳以下のメンバーで構成されたチームになった。先日の強化合宿に参加していなかった香川真人(C大阪)、長友佑都(FC東京)が選出された一方、合宿に参加していた梅崎司(浦和)、興梠慎三(鹿島アントラーズ)らが最終登録から外れた。
13日、北京五輪前哨戦である女子バレーボールワールドグランプリ決勝リーグ最終戦が横浜アリーナで行なわれた。日本は世界ランキング1位のブラジルと対戦。第1、2セットは2点差で落とすなど、善戦したものの、ストレート負けを喫した。 (25−23、25−23、25−19)
12日、北京五輪前哨戦である女子バレーボールワールドグランプリ決勝リーグが横浜アリーナで行なわれ、日本はアテネ五輪で金メダルを獲得した中国と対戦。第2セットこそ接戦をモノにした日本だったが、中国の高さとパワーを最後まで崩すことができず。今大会は予選ラウンドを含めて3連敗を喫した。 (25−17、28−30、25−15、25−21)
11日、北京五輪前哨戦である女子バレーボールワールドグランプリ決勝リーグが横浜アリーナで行なわれ、日本は世界ランキング2位のイタリアと対戦。第1、第2セットを連取した日本は、第3セットも逆転で制し、2004年アテネ五輪世界最終予選以来の白星を飾った。 (25−23、25−22、26−24)
J1のガンバ大阪は、OA枠で北京五輪代表に招集が予定されていた遠藤保仁(28)の参加辞退を発表した。遠藤は2日から発熱と体調不良を訴え検査入院していた。検査の結果、「ウイルス感染症」と診断され、現在も西宮市内の病院に入院している。
10日、北京五輪前哨戦である女子バレーボールワールドグランプリ決勝リーグが横浜アリーナで行なわれ、日本は世界ランキング4位の米国と対戦。フルセットにまでもつれこむ善戦を演じたが、あと一歩及ばず勝利を手にすることができなかった。 (26−28、25−20、22−25、25−20、15−11)
北京五輪に出場する日本体育大学(日体大)在学・出身選手の壮行会が7月10日、横浜市の同大健志台キャンパス内で行われ、在校生や教職員ら約1000人が集まり、選手たちを激励した。 日体大(短期大学部、大学院含む)在学・出身の五輪代表は、競泳男子平泳ぎの北島康介、同女子背泳ぎの中村礼子、柔道女子48キロの谷亮子、体操の内村航平、バレーボールの山本隆弘、レスリングの笹本睦、松本慎吾、池松和彦ら、現時点で現役学生2名と卒業生24名の計26名。この日の壮行会には14名が出席した。
卓球で“日本のエース”といえば、女子の福原愛を想像する人が少なくないだろう。しかし、男子にも日本卓球界を牽引する若きエースが誕生した。水谷隼、19歳。伸び盛りの才能は、すでに世界の舞台で、次々とトップ選手を倒している。北京オリンピックでは日本卓球界初の表彰台も狙える存在だ。五輪に向け、最終調整に励む平成生まれのホープを二宮清純が直撃した。
9日、北京五輪前哨戦である女子バレーボールワールドグランプリ決勝リーグが横浜アリーナで開幕した。日本はアテネ五輪銅メダルのキューバと対戦。高さとパワーのある相手にスピードで挑んだ日本は第1セットを奪い、幸先よいスタートを切った。しかし、その後は3セットを連取され、初戦を白星で飾ることはできなかった。 (19−25、25−23、25−18、25−19)
8日、日本サッカー協会(JFA)は北京オリンピック女子サッカーに出場する代表メンバー18名を発表した。 佐々木則夫監督と五輪3大会目の出場となる澤穂希(日テレ)ら4選手が会見に臨み、澤は「選ばれて光栄です。一歩でもメダルに近づけるようにがんばりたい」とあと29日にせまった五輪本番への決意を語った。
6日、陸上の北京五輪代表最終選考会を兼ねた南部忠平記念大会が函館市千代台公園陸上競技場で行われ、女子100メートルでは福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒49で優勝。同種目では1952年ヘルシンキ五輪の吉川綾子以来、56年ぶりの五輪代表権を獲得した。 福島は4月の織田記念大会で11秒36の日本タイ記録をマークし、標準記録B(11秒42)を突破。6月の日本選手権でも優勝しており、今季の好成績が日本陸上連盟に評価された。
北京五輪卓球日本代表選手団の壮行会が5日、東京の代々木第2体育館で行われた。男子、女子計6名の代表選手全員が登場し、エキシビジョンマッチなどで会場を沸かせた。卓球競技での日本人初メダルの獲得が期待される福原愛は「北京では悔いの残らないようにがんばって、笑顔で帰ってきたい」とファンの前で本番への意欲を語った。
北京五輪陸上競技の日本代表に決定した富士通所属の4選手(男子短距離の塚原直貴、高平慎士、男子3000メートル障害の岩水嘉孝、男子20キロ競歩の森岡紘一朗)が、都内・汐留の同社にて記者会見を行い、それぞれ北京五輪での目標を語った。
さる6月23日から27日、千葉県長柄町の日本エアロビクスセンターにて北京五輪ナショナルチーム合同強化合宿が行われ、山本良介(トヨタ車体)、田山寛豪(流通経済大学職員・チームブレイブ)、上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)、井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、庭田清美(アシックス・ザバス)のトライアスロン日本代表5選手が参加した。
日本陸連は6月30日、川崎市内で会見を行い、北京五輪陸上競技のトラック、フィールド種目、競歩の日本代表選手を発表した。 すでに代表に内定している男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)と、29日に閉幕した日本選手権で選考条件を満たし代表に内定していた11名に加え、男子短距離の末続慎吾(ミズノ)、朝原宣治(大阪ガス)、男子長距離の竹沢健介(早大)、女子長距離の福士加代子(ワコール)、赤羽有紀子(ホクレン)らが選出された。マラソン男女6人を含め、陸上代表は総勢32人となった。36歳のベテラン朝原は、アトランタ五輪から4大会連続の代表入りを果たした。
30日、日本サッカー協会(JFA)は北京オリンピックに向け7月7日から千葉で行われる合宿に参加するU-23日本代表候補メンバー20名を発表した。 注目の集まっているオーバーエイジ(OA)枠では、遠藤保仁(G大阪)が合宿に参加する。他の2枠については今回の合宿で招集はなく、大久保嘉人(神戸)のチームへの合流は見送られた。
北京五輪代表選考会を兼ねた陸上の第92回日本選手権は最終日の29日、男女12種目の決勝などが行われた。女子5000メートルは19歳の小林祐梨子(豊田自動織機)が15分11秒97で初優勝。小林はすでに五輪参加標準記録Aを突破しているため初の五輪代表に内定した。 男子100メートルは塚原直貴(富士通)が10秒31で3連覇、初の五輪代表に内定した。2位には朝原宣治(大阪ガス)が10秒37で入った。朝原も標準記録Aをすでに突破しているため、4大会連続の五輪代表は確実と見られる。
北京五輪代表選考会を兼ねた陸上の第92回日本選手権は第3日の28日、男女10種目の決勝などが行われた。男子棒高跳びでは日本記録保持者の澤野大地(ニシ・スポーツ)が5メートル70をクリア、3年連続7回目の優勝を果たし、北京五輪代表に内定。 男子110メートル障害は内藤真人(ミズノ)が13秒66で制し、五輪代表に内定した。澤野、内藤ともにアテネ五輪に続く2大会連続の五輪出場となる。