ボストン・レッドソックスの松坂大輔は18日、本拠地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発。7回途中まで7安打2失点の内容で開幕から負けなしの7勝目を収めた。松坂は前日に7勝目をあげたジョー・ソーンダース(エンゼルス)に並び、再びア・リーグのハーラートップに立っている。
 先発予定だった前日の試合が雨天中止となり、この日の松坂はスライド登板となった。その影響か立ち上がりから毎回のように走者を許す。しかし、要所は締め、相手に得点を与えない。打線も序盤からデービッド・オルティスの3ランなどでリードを奪って松坂を援護した。

 4−0で迎えた7回、松坂は2死からエラーで出塁した走者を一塁に置き、マイク・キャメロンに2ランを浴びる。チェンジのはずが一転、2点を失って気落ちしたのか、松坂は次打者にもヒットを打たれ、降板となった。ただ、大勢はレッドソックスで変わらず。最後は守護神のジョナサン・パペルボンが登場してブルワーズの反撃を1点にとどめ、5−3でレッドソックスが勝利している。