男子200バタ・松田、銅! 北島は順当に決勝進出。入江、準決勝へ

facebook icon twitter icon
 13日に行われた競泳男子200メートルバタフライ決勝で、松田丈志(ミズノ)が銅メダルを獲得した。自らが前日出した日本記録を1秒以上更新する1分52秒97の好タイムだった。1位に入ったのはマイケル・フェルプス(米国)。1分52秒3の世界新記録で今大会4個目の金メダルに輝いた。
「自分色のメダルです」
 銅メダルを手中にした喜びをそう表現した。日本勢ではアテネ五輪で銀メダルだった山本貴司に続く同種目2大会連続のメダルだ。

 レースは予想通り、大本命のフェルプスを中心に進む。「不思議なくらい(前に)進んだ」。準決勝では全体の2位で決勝に臨んだ松田はスタートから好位置をキープ。前半の100メートルをフェルプスらに続いて3位で折り返す。

 グイグイと前に出るフェルプスの隣のコースでオーバーペースが心配されたが、松田のレース運びは終始、冷静だった。最後のターンでは4番手に落ちたものの、力を蓄え、ラスト50メートルでそれを爆発させる。フェルプス、チェー・ラースロ(ハンガリー)に続いて、再び3位に躍り出ると、後続の追随を許さず、そのままゴールに入った。

「あくまでも自分のレースをここでやろうと思っていた。それができた」
 ミズノの所属だが、スピード社のレーザーレーザーを着用して五輪に勝負をかけた。初日に行われた400メートル自由形では予選落ちしたものの、「4年間、この日のためにやってきた」と語る種目で、見事な結果を残した。

 また、女子200メートル個人メドレー決勝に出場した北川麻美(スウィン大宮)は2分11秒56の日本新記録で6位に入った。後半の平泳ぎ、自由形で追い上げ、予選、準決勝、決勝進出をかけたスイムオフに続き、レースごとに日本記録をぬりかえる健闘をみせた。

 男子800メートル自由形リレー決勝では日本(奥村幸大、内田翔、物延靖記、松本尚人)は7分10秒31で7位入賞だった。1964年の東京五輪以来となる決勝の舞台で、第1泳者の奥村は「日本の新しい自由形の歴史に名を連ねた」と胸を張った。優勝したのは米国。6分58秒56の世界新記録で他を圧倒した。第1泳者で流れをつくったフェルプスは今大会5冠を達成した。

<北島、200平で余裕の決勝進出>

 男子200メートル準決勝では連覇を狙う北島康介(日本コカ・コーラ)が登場した。予選では6位通過だった北島だが、2分8秒61で全体の1位となり、余裕の決勝進出を決めた。

 北島は最初の50メートルで早くも先頭に立つと、ゆったりとしたフォームでリードを広げ、途中からは体1つ抜け出した。最後は明らかに力を温存し、2冠連覇がかかる決勝へ期待が高まる内容だった。レース後は「感覚も記録も良かったので、明日(の決勝)は思い切って泳ぎたい」と手ごたえ充分の様子。自らが6月に打ち立てた世界新記録の更新についても「(自分に)期待しています」と自信をのぞかせた。

 女子200メートルバタフライ準決勝では、同種目で前回銅の中西悠子(枚方SS)が1組に登場。2分6秒96をマークし、全体の5位で決勝進出を果たした。「混戦になると思うので、タイムを伸ばして、(松田)丈志(のメダル)に続きたい」と、2大会連続のメダルへ決意を新たにしていた。2組で出場した星奈津美(スウィン大教SS)は2分7秒93で決勝には進めなかった。

<男子200背・入江、準決勝へ>

 夜に行われた男子200メートル背泳ぎ予選では、入江陵介(近大)が1分57秒68で5組3位に入り、全体で7番目のタイムで準決勝進出を決めた。 
 入江は「余力を残して泳げた。外国勢の速いペースに少しとまどったが、準決勝、決勝で自分の泳ぎをしたいと思う。朝は得意になってきているので頑張りたい」と笑顔で語った。
 中野高(ミズノ)は1分59秒59で4組6位となり、準決勝進出はならなかった。

 女子200メートル平泳ぎ予選では、金藤理絵(東海大)が2分24秒62で全体で5番目、種田恵(JSS長岡)は2分24秒75で同じく6番目のタイムでともに準決勝進出を決めた。
 種田は「後半がうまく泳げなかった。思うようなタイムは出せなかったが、明日は修正してがんばっていきたい」と語った。

 男子200メートル個人メドレー予選では高桑健が1分58秒51の日本新で全体の4番目のタイムで準決勝進出を決めた。同じく藤井拓郎も1分59秒19で準決勝進出を決めた。藤井は「明日が勝負だと思う。(高桑の日本新に)僕も負けないようにと思ったんですけど、明日もう1回チャンスがあるので、頑張りたい。今日は落ち着いて泳げた。一生懸命練習してきたので、精一杯頑張りたい」と準決勝以降に意欲を見せた。

 女子800メートルリレーでは、日本(上田春佳、山口美咲、高鍋絵美、三田真希)が予選を通過、決勝進出を決めた。予選2組に出場した日本は、第2泳者の山口から第3泳者の高鍋にトップで引き継ぐなど健闘。7分55秒63の日本新記録、全体の8番目のタイムで決勝進出を決めた。
facebook icon twitter icon
Back to TOP TOP