柔道男子100キロ級で、アテネ五輪の100キロ超級金メダルに続く2階級制覇を目指した鈴木桂治(平成管財)は、1回戦でナイダン・ツブシンバヤル(モンゴル)に1分26秒もろ手刈りでまさかの一本負け。ナイダンが準決勝に勝ち上がったため、敗者復活戦にまわったが、その初戦でもベンヤミン・ベールラ(ドイツ)に一本負けを喫し、メダル獲得はならなかった。
 05、07年世界選手権銀メダルを獲得している女子78キロ級の中沢さえは、初戦の2回戦でルチア・モリコ(イタリア)に指導1つの差で優勢負け。モリコが3回戦で敗れたため、敗者復活戦にも回れなかった。