2日、日本サッカー協会(JFA)は6、7日に千葉県内で行われるU-22日本代表の強化合宿に臨むメンバー20人を発表した。FWカレン(磐田)、FW興梠(鹿島)、MF梅崎(大分)、DF河本(神戸)の4人が五輪最終予選で初めて招集された。
 10月17日の北京五輪最終予選第4戦(アウェー)カタール戦で1−2の逆転負けを喫した日本は、得失点差でグループ首位から転落した。予選を突破するためには、残り2試合で可能な限り多くのゴールを奪って勝たなければいけない。

 だが、主力にMF水野(千葉)、梶山(F東京)ら故障者を抱え、第5戦(アウェー)のベトナム戦はFW森島(C大阪)、家長(G大阪)が累積警告で出場停止と厳しい状況に置かれている。そのため、新戦力発掘の意味もあり、当初は予定になかった短期合宿を敢行することになった。

 反町康治監督は「残り2試合に良い形で臨むため、2日間のミニ合宿の実施を決定しました。選手、スタッフ、サポーター、メディアの皆さんと一つになって、自分たちの持っている力を最大限に発揮したい」とコメントを発表した。

 日本は6日に集合し、7日には練習試合を予定している。第5戦のベトナム戦に臨むメンバーは9日に発表される。

<U-22日本代表候補20人>

GK
山本海人(清水エスパルス)
西川周作(大分トリニータ)
DF
伊野波雅彦(FC東京)
河本裕之(ヴィッセル神戸)
水本裕貴(ジェフ千葉)
小林祐三(柏レイソル)
青山直晃(清水エスパルス)
安田理大(ガンバ大阪)
内田篤人(鹿島アントラーズ)
MF
青山敏弘(サンフレッチェ広島)
上田康太(ジュビロ磐田)
本田圭佑(名古屋グランパス)
枝村匠馬(清水エスパルス)
梅崎司(大分トリニータ)
柏木陽介(サンフレッチェ広島)
FW
平山相太(FC東京)
カレン・ロバート(ジュビロ磐田)
李忠成(柏レイソル)
岡崎慎司(清水エスパルス)
興梠慎三(鹿島アントラーズ)