シーズンが終了し、愛媛FCでは来季にむけて選手の加入、退団が続々と決まっている。昨季、浦和レッズから期限付き移籍でプレーしていたMF大山俊輔(湘南)を完全移籍で獲得。一方で今季、期限付き移籍で所属していた7選手のうち、4名は期間満了でチームを去ることになった。

 加入する大山は07年に愛媛に移籍し、主に右サイドのポジションでチーム最多タイとなる46試合に出場した。直接FKで得点をあげるなど、精度の高いキックでチャンスを演出。今季は湘南に期限付き移籍したが、16試合の出場と不本意なシーズンだった。

 チームを離れるのはGK河原正治、DF伊藤博幹、FW三木良太、FW若林学の4選手。河原はGKが手薄な事情もあり、1月に大分から加入したが、ベテランの川北裕介、C大阪から移籍した多田大介の壁は厚く、出場機会がなかった。伊藤はG大阪から移籍。1対1に強いディフェンダーとして当初はセンターバックのレギュラーも伺える存在だったが、キャンプ中にケガでつまづき、出場機会を得られなかった。

 三木は期限付き移籍2年目。初スタメンとなった6月の水戸戦で今季初ゴールを決めるなど、2ゴールをあげたものの、得点力不足に泣くクラブの中でレギュラーを奪うまでには至らなかった。出場も昨季の25試合より減って、16試合にとどまった。若林は188センチの長身を活かしたポストプレーが期待されて、開幕直後は2試合連続ゴールをあげるなど活躍。しかし、クラブの攻撃スタイルがなかなか確立されない中、以降は得点をマークすることができなかった。
 なお三木を除く3選手は元の所属クラブからも来季の契約を結ばない旨を通告されている。


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