グラクソ・スミスクライン株式会社が運営する喘息情報ウェブサイト「Zensoku.jp」にて、当HP編集長・二宮清純がナビゲーターを務める対談シリーズ「二宮清純のゼンソク人間学」が好評配信中です。幼い頃から喘息に悩まされてきた二宮が、病気を克服して活躍しているスポーツ選手や各界の著名人などをゲストにお招きします。喘息をいかに乗り越えるかというテーマで話を進める中で、この病気への理解を深め、患者さんを勇気づけることを目指しています。現在、北京五輪で金メダルに輝いた女子ソフトボール日本代表で捕手として活躍した峰幸代選手(ルネサス高崎)、国立スポーツ科学センター医学研究部・副主任研究員の小松裕先生との対談を公開中です。
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(写真:峰選手(中央)、小松先生(左)と)
 当サイトでは峰選手との対談の一部を特別にご紹介します。
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 万全の治療でつかんだ金メダル

二宮: 北京五輪での金メダルおめでとうございます。峰さんは守りの要 キャッチャーとして決勝トーナメントでチームをまとめてきました。準決勝からの3試合は、エース上野由岐子投手の413球すべてをリードしました。金メダルの瞬間は震えたでしょう。

:   自分の目標でもあり、夢でもあった舞台に立って、最高の結果を残せました。正直、まだ実感が沸きません。

二宮: 上野投手の球速はMAX119キロ。短い距離から放るだけに相当速く感じるのでは?

:   新幹線より速く感じます。初めて上野さんのボールを受けた時には、翌日、腕が上がらなかったんです。他人のスピードボールは指先に衝撃が走るのですが、上野さんの場合はそれが腕全体に伝わる。スピードはもちろんキレがありますね。

二宮: 米国との決勝戦は前日に2試合を投げ抜いて、さすがの上野投手も本調子とは言えなかったでしょう。

:   だいぶ疲れていたので、力で勝負するよりコントロールとキレで勝負するようにしました。米国のようなトップクラスになると、どんなボールでも狙い球を絞られると打たれてしまう。だから、いかに狙いを外してかわすかを考えました。上野さんはコントロールも世界一のピッチャー。決勝戦は特に気持ちが入っていてすごかったです。

二宮: 金メダルはどこに保管されていますか?

:   今は一緒に寝ています(笑)。メダルを見せてほしいといわれることも多いので、完全にしまうことができません。メダルをつけていろんなところに行っているうちに、ひもがボロボロになってきました。

二宮: そんな峰さんが喘息とは知らなかった。症状はいつ頃から?

:   原因はわからないのですが、生まれつき気管支が弱かったんです。小さい頃から病院にずっと通っていました。それもあって5歳から水泳を始めました。約7年間続けて、体も強くなったのかそれからは症状があまり出なくなりました。
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 峰選手との対談後編は1月下旬に更新予定です。これまでゲストとして登場したラグビー・栗原徹選手、野球・高橋建投手、峰選手の直筆サイン色紙のプレゼントも実施中! ぜひアクセスしてください。
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