GWもスポーツが熱い! 〜みどころ&スケジュール〜
群雄割拠の両リーグ。GWも混戦必至 〜プロ野球〜
今季のプロ野球はセ・パともに例年以上に激しいバトルが続いている。特にパ・リーグは4月30日現在、首位の東北楽天と最下位の千葉ロッテとのゲーム差はわずか4と、開幕前の下馬評通り、6球団の力の差はほとんどない。首位も連日のように入れ替わっている状態だ。一方のセ・リーグは一時、巨人が独走態勢をしき、1強5弱の様相を呈していた。ところが、ここにきて3試合連続完封負けを喫するなど、巨人にも脆さが見え始めている。まさに群雄割拠の両リーグ。果たしてGW明けにはどの球団が首位に立っているのだろうか。
4月を終えて、パ・リーグの首位に立ったのは東北楽天だ。その立役者となったのが、4試合連続完投勝利をおさめ、野村克也監督に1500勝をプレゼントした田中将大だ。4試合のうち2試合で完封し、防御率は0.50。「本物のエースとなった」と野村監督もベタ褒め状態だった。ところが、その田中が肩に張りを訴え、登録を抹消された。予定されていた5日の埼玉西武戦には登板せず、再びマウンドに姿を現すのは連休後の10日以降だという。より一層、先発不足に悩むことになった楽天はもちろん、GW、田中の勇姿を楽しみにしていたファンにとっても残念な出来事だ。
だが、全勝は田中だけではない。開幕以来先発ローテーションに入り、田中同様、4連勝の岸孝之(西武)だ。岸はWBCではメジャー公式球になじめず、代表落ちという苦い経験をした。だが、日本の公式球に戻った途端、水を得た魚のように完全復活。完投、完封試合はないが、それでも3試合目までは8回以上を投げている。4試合目の登板となった4月28日の福岡ソフトバンク戦では6回4失点を喫したが、味方打線の援護で勝利投手となった。こうした“負けない”運のよさも実力の一環である。GW中の登板は5日の楽天戦。予定では田中との直接対決としてGW一番のみどころとなったはずだったが、前述したように田中は登録抹消されている。岸としてはライバル不在の間に白星を稼いでおきたいところだ。
セ・リーグで最も輝きを放っているのが41歳の鉄人・金本知憲(阪神)だ。4月を終え、打率(.379)、本塁打(8本)、打点(30点)はいずれもリーグトップと現在、三冠王。自身最多となる月間30打点は40代での新記録だ。
今季の金本のバッティングには例年以上の勢いと凄味がある。開幕から13試合連続安打、2度のサヨナラ打、そして圧巻だったのは自身初の3打席連続本塁打を2度もやってのけてしまったことだ。40歳を過ぎてもなお進化し続ける金本には、阪神ファンのみならず熱い視線が注がれている。
その金本擁する阪神がホーム甲子園で迎え撃つのが、現在首位を走る巨人だ。言わずも知れた、昨年の13ゲーム差を引っくり返された因縁の相手でもある。今季は0勝2敗1分けと巨人戦未勝利の阪神。昨季の7連敗をあわせれば、9連敗を喫しており、これ以上の負けは許されない。GW中の甲子園となれば、超満員は必至。ファンの前での雪辱に燃える。一方、巨人はクルーンが戦線離脱し、抑え不在の状態で阪神3連戦に臨む。それでも若手の山口鉄也、越智大祐、ベテランの豊田清、そして新加入のM・中村と層は厚い。先発陣に確固たるエースが不在という状況なだけに、リリーフ陣が勝敗のカギを握っている。金本を柱に粘り強さを見せている阪神打線を巨人のバラエティに富んだリリーフ陣がどう抑えるのか。終盤の攻防がヤマ場となりそうだ。
<セ・リーグ>
2日(土)〜4日(月・祝)
横浜 − 中日 (横浜)
阪神 − 巨人 (甲子園)
広島 − 東京ヤクルト (マツダスタジアム)
5日(火・祝)〜7日(木)
巨人 − 横浜 (東京ドーム)
東京ヤクルト − 阪神 (神宮)
中日 − 広島 (ナゴヤドーム)
<パ・リーグ>
2日(土)〜3日(日)
北海道日本ハム − 埼玉西武 (札幌ドーム)
東北楽天 − オリックス (Kスタ宮城)
福岡ソフトバンク − 千葉ロッテ (ヤフードーム)
4日(月・祝)〜6日(水・祝)
埼玉西武 − 東北楽天 (西武ドーム)
千葉ロッテ − 北海道日本ハム (千葉マリン)
オリックス − 福岡ソフトバンク (スカイマーク/京セラドーム)
復調のレッズ、首位奪取なるか 〜Jリーグ ディヴィジョン1〜
GW後半のJ1は2日(土)と5日(火・休)に試合が組まれている。注目は4月を4勝1分で乗り越えた浦和レッズの戦いぶり。今季から就任したフォルカー・フィンケ監督の下、昨シーズンの不振から立ち直りつつある。失点6点は鹿島と並びリーグ最小。DF田中マルクス闘莉王、GK都築龍太の日本代表選手を中心に堅守が復活した。注目のルーキーコンビ、原口元気と山田直輝のゴールにも期待したい。
開幕からホームスタジアムで負けていないのが山形だ。快進撃を続け、現在は4位につけている。地元で滅法強い山形に挑むのは、未だ1勝しかあげていない柏。彼らは今季5引き分けと勝ちきれない試合が続いている。攻撃陣は好調を維持しているだけに、守備を安定させたい。ドローが続いているということは、きっかけを掴めば勝ちも続いていく。上位との連戦となるが、1つでも多く勝ち点を積み上げたい。
日本代表選手の調子も気になるところだ。FW陣に目をむけてみると、好調をキープしているのが岡崎慎司(清水)と佐藤寿人(広島)。2人とも攻撃の起点となり、しっかりとゴールも奪っている。所属するクラブは順調な戦いを続けていると言い難いだけに、2人の奮闘ぶりは目立っている。玉田圭司(名古屋)、田中達也(浦和)の状態が万全でないため、岡田武史監督にアピールする絶好のチャンスが到来している。代表で先発の座を狙う両者の活躍は必見だ。
なお、鹿島・川崎F・名古屋・G大阪は5日にACLグループリーグが行われるため、7月1日(水)に第10節の試合を行う。
◇第9節
・5月2日(土)
山形−柏(13:00、NDスタ)
磐田−神戸(13:00、ヤマハ)
大分−G大阪(14:00、九石ド)
横浜FM−川崎F(15:00、日産ス)
千葉−鹿島(16:00、フクアリ)
京都−名古屋(16:00、西京極)
広島−清水(16:00、広島ビ)
浦和−新潟(19:00、埼玉)
F東京−大宮(19:00、味スタ)
◇第10節
・5月5日(火・祝)
新潟−磐田(13:00、東北電ス)
大宮−大分(14:00、NACK)
京都−横浜FM(14:00、西京極)
柏−浦和(16:00、国立)
神戸−山形(16:00、ホムスタ)
清水−千葉(19:00、アウスタ)
広島−F東京(19:00、広島ビ)
今季のプロ野球はセ・パともに例年以上に激しいバトルが続いている。特にパ・リーグは4月30日現在、首位の東北楽天と最下位の千葉ロッテとのゲーム差はわずか4と、開幕前の下馬評通り、6球団の力の差はほとんどない。首位も連日のように入れ替わっている状態だ。一方のセ・リーグは一時、巨人が独走態勢をしき、1強5弱の様相を呈していた。ところが、ここにきて3試合連続完封負けを喫するなど、巨人にも脆さが見え始めている。まさに群雄割拠の両リーグ。果たしてGW明けにはどの球団が首位に立っているのだろうか。
4月を終えて、パ・リーグの首位に立ったのは東北楽天だ。その立役者となったのが、4試合連続完投勝利をおさめ、野村克也監督に1500勝をプレゼントした田中将大だ。4試合のうち2試合で完封し、防御率は0.50。「本物のエースとなった」と野村監督もベタ褒め状態だった。ところが、その田中が肩に張りを訴え、登録を抹消された。予定されていた5日の埼玉西武戦には登板せず、再びマウンドに姿を現すのは連休後の10日以降だという。より一層、先発不足に悩むことになった楽天はもちろん、GW、田中の勇姿を楽しみにしていたファンにとっても残念な出来事だ。
だが、全勝は田中だけではない。開幕以来先発ローテーションに入り、田中同様、4連勝の岸孝之(西武)だ。岸はWBCではメジャー公式球になじめず、代表落ちという苦い経験をした。だが、日本の公式球に戻った途端、水を得た魚のように完全復活。完投、完封試合はないが、それでも3試合目までは8回以上を投げている。4試合目の登板となった4月28日の福岡ソフトバンク戦では6回4失点を喫したが、味方打線の援護で勝利投手となった。こうした“負けない”運のよさも実力の一環である。GW中の登板は5日の楽天戦。予定では田中との直接対決としてGW一番のみどころとなったはずだったが、前述したように田中は登録抹消されている。岸としてはライバル不在の間に白星を稼いでおきたいところだ。
セ・リーグで最も輝きを放っているのが41歳の鉄人・金本知憲(阪神)だ。4月を終え、打率(.379)、本塁打(8本)、打点(30点)はいずれもリーグトップと現在、三冠王。自身最多となる月間30打点は40代での新記録だ。
今季の金本のバッティングには例年以上の勢いと凄味がある。開幕から13試合連続安打、2度のサヨナラ打、そして圧巻だったのは自身初の3打席連続本塁打を2度もやってのけてしまったことだ。40歳を過ぎてもなお進化し続ける金本には、阪神ファンのみならず熱い視線が注がれている。
その金本擁する阪神がホーム甲子園で迎え撃つのが、現在首位を走る巨人だ。言わずも知れた、昨年の13ゲーム差を引っくり返された因縁の相手でもある。今季は0勝2敗1分けと巨人戦未勝利の阪神。昨季の7連敗をあわせれば、9連敗を喫しており、これ以上の負けは許されない。GW中の甲子園となれば、超満員は必至。ファンの前での雪辱に燃える。一方、巨人はクルーンが戦線離脱し、抑え不在の状態で阪神3連戦に臨む。それでも若手の山口鉄也、越智大祐、ベテランの豊田清、そして新加入のM・中村と層は厚い。先発陣に確固たるエースが不在という状況なだけに、リリーフ陣が勝敗のカギを握っている。金本を柱に粘り強さを見せている阪神打線を巨人のバラエティに富んだリリーフ陣がどう抑えるのか。終盤の攻防がヤマ場となりそうだ。
<セ・リーグ>
2日(土)〜4日(月・祝)
横浜 − 中日 (横浜)
阪神 − 巨人 (甲子園)
広島 − 東京ヤクルト (マツダスタジアム)
5日(火・祝)〜7日(木)
巨人 − 横浜 (東京ドーム)
東京ヤクルト − 阪神 (神宮)
中日 − 広島 (ナゴヤドーム)
<パ・リーグ>
2日(土)〜3日(日)
北海道日本ハム − 埼玉西武 (札幌ドーム)
東北楽天 − オリックス (Kスタ宮城)
福岡ソフトバンク − 千葉ロッテ (ヤフードーム)
4日(月・祝)〜6日(水・祝)
埼玉西武 − 東北楽天 (西武ドーム)
千葉ロッテ − 北海道日本ハム (千葉マリン)
オリックス − 福岡ソフトバンク (スカイマーク/京セラドーム)
復調のレッズ、首位奪取なるか 〜Jリーグ ディヴィジョン1〜
GW後半のJ1は2日(土)と5日(火・休)に試合が組まれている。注目は4月を4勝1分で乗り越えた浦和レッズの戦いぶり。今季から就任したフォルカー・フィンケ監督の下、昨シーズンの不振から立ち直りつつある。失点6点は鹿島と並びリーグ最小。DF田中マルクス闘莉王、GK都築龍太の日本代表選手を中心に堅守が復活した。注目のルーキーコンビ、原口元気と山田直輝のゴールにも期待したい。
開幕からホームスタジアムで負けていないのが山形だ。快進撃を続け、現在は4位につけている。地元で滅法強い山形に挑むのは、未だ1勝しかあげていない柏。彼らは今季5引き分けと勝ちきれない試合が続いている。攻撃陣は好調を維持しているだけに、守備を安定させたい。ドローが続いているということは、きっかけを掴めば勝ちも続いていく。上位との連戦となるが、1つでも多く勝ち点を積み上げたい。
日本代表選手の調子も気になるところだ。FW陣に目をむけてみると、好調をキープしているのが岡崎慎司(清水)と佐藤寿人(広島)。2人とも攻撃の起点となり、しっかりとゴールも奪っている。所属するクラブは順調な戦いを続けていると言い難いだけに、2人の奮闘ぶりは目立っている。玉田圭司(名古屋)、田中達也(浦和)の状態が万全でないため、岡田武史監督にアピールする絶好のチャンスが到来している。代表で先発の座を狙う両者の活躍は必見だ。
なお、鹿島・川崎F・名古屋・G大阪は5日にACLグループリーグが行われるため、7月1日(水)に第10節の試合を行う。
◇第9節
・5月2日(土)
山形−柏(13:00、NDスタ)
磐田−神戸(13:00、ヤマハ)
大分−G大阪(14:00、九石ド)
横浜FM−川崎F(15:00、日産ス)
千葉−鹿島(16:00、フクアリ)
京都−名古屋(16:00、西京極)
広島−清水(16:00、広島ビ)
浦和−新潟(19:00、埼玉)
F東京−大宮(19:00、味スタ)
◇第10節
・5月5日(火・祝)
新潟−磐田(13:00、東北電ス)
大宮−大分(14:00、NACK)
京都−横浜FM(14:00、西京極)
柏−浦和(16:00、国立)
神戸−山形(16:00、ホムスタ)
清水−千葉(19:00、アウスタ)
広島−F東京(19:00、広島ビ)