携帯公式サイト「二宮清純.com」では二宮清純のコラムや過去の傑作はもちろん、メディアへの出演情報、ここでしか聴けない話を二宮清純が電話で語るコーナー、多彩なジャンルのライターの「ここでしか読めない」コラムが満載！
ここで、編集部イチオシのコーナーの一部をご紹介します！
【そのほか】清純蔵出し
｢振り子｣が世界を席巻する日 メジャーリーグの、いやアメリカの野球を見ていて常に思うのは、西部劇に似ているということである。基本は18.44mをはさんでのピッチャーという名のガンマンと、バッターという名のガンマンの対決であり、そこでは正々堂々とした立ち居振る舞いが求められる。
危険なボールを投げる、あるいはバットで投手を威嚇するような行為は非紳士的行為と見なされ、報復の対象となる。やられたらやり返すという、きわめてシンプルな暴力の互換性、つまり抑止力こそがベースボールというスポーツの根底の部分を支えているのである――。
＜続きは携帯サイトでお楽しみください！＞ 【野球】上田哲之「カープアイ」
貧打の中に光明はあるか? いやはや、えらいことになってきた。カープ名物“春の貧打”｡開幕直後は打ったのになあ。それにしても今年はいささか貧打の度が過ぎる。
あえて、超貧打の中の一筋の光明のような話をしたい。石井琢朗である。
たとえば４月26日の阪神戦。この日もまるで打てず、０−１とリードを許して迎えた７回裏。この回から変わったアッチソンが簡単に一死を取って、打席は石井。ちなみにここまでの打率は残念ながら、１割６分２厘である。で、カウントが１−３になった――
＜続きは携帯サイトでお楽しみください！＞【格闘技】垣原賢人「マル秘ファイター列伝」
尾崎豊の命日 ４月25日は、「伝説のミュージシャン」尾崎豊の命日だ。僕にとってこの日は特別な日である。
1988年、僕はプロレスラーになるため、高校を辞める決意をした。いざ学校を辞めてはみたものの、簡単には自分の夢が実現するほど、世の中甘くはなかった。僕は故郷の愛媛で、来る日も来る日も練習に明け暮れ、入門のチャンスを待ったが、そのチャンスすら訪れる気配はない。
心細くなり苦悩していたところ、兄が僕に１本のカセットテープを贈ってくれた。そこには尾崎豊という聞いたこともない歌手の名前が書かれてあった。しかし、いざ曲を聴いてみると目から涙が溢れ出た――
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