BCリーグでは、4月度のリーグ月間MVP受賞選手を発表。投手部門ではの山崎猛志選手(石川ミリオンスターズ)が、野手部門では青木智史選手(新潟アルビレックスBC)が選ばれた。
【投手部門】山崎猛志(石川ミリオンスターズ)初
       2試合(15回) 2勝0敗 防御率0.60 14奪三振
<プロフィール>
1983年3月24日、兵庫県出身。洲本実高、甲賀健康医療専門学校、シダックス、西濃運輸を経て、2008年に石川に入団。シダックス時代には現東北楽天の野村克也監督の指導を受ける。廃部後、西濃運輸に移籍するも、右足内転筋を痛めてわずか半年足らずで戦力外通告を受けた。再起を誓って昨季、石川に入団。146キロのストレートと4種類の変化球をもち、昨季はシーズン途中から先発に抜擢されるも、4勝8敗1S、防御率3.02に終わった。しかし、今季はストレートにキレが増し、先発の柱としてチームを牽引している。185センチ、76キロ、右投右打。


【野手部門】青木智史(新潟アルビレックスBC)初
        7試合25打数8安打 打率.320 本塁打4 打点9
<プロフィール>
1979年9月10日、神奈川県出身。小田原高校では甲子園に一度も出場していないが、走攻守三拍子そろった逸材として、ドラフト6位で広島に指名され、将来を嘱望される。しかし、ケガが多く、1軍での出場機会がないまま2000年オフに戦力外通告を受けた。その後渡米し、3年間メジャーリーグのトライアウトを受け続ける。03年にようやくシアトル・マリナーズ1Aと契約するも、その年限りで解雇され、その後は豪州のセミプロチームや米独立リーグなどを渡り歩く。05年に帰国し、ウェルネス魚沼へ。同チームが休部したのを機に創設されたセガサミーで07年までプレーした。昨季、球団トライアウトを経て新潟に入団し、打の大黒柱としてチームを牽引。本塁打王に輝いている。今季よりコーチを兼任。187センチ、95キロ、右投右打。