東京シティ競馬(TCK)の呼称で知られる大井競馬場では、東京の夜を彩るトゥインクルレースが開催中です。5月10日(日)から15日(金)までの6日間の開催では、伝統の長距離重賞・大井記念(S?)、南関東牝馬クラシック第2弾・東京プリンセス賞(S?)を含む64レースが組まれ、激しいレースを展開しています。TCKではスローガン『走れ、ドラマ。TCK』を掲げ、競馬にまつわるドラマにスポットをあてています。TCKコメンテーターに当HP編集長・二宮清純が就任し、砂上で繰り広げられる様々な物語や競馬の持つ魅力をお伝えしています。

 13日(水)のメインレースは今年で54回目、歴史ある重賞競走、大井記念です。このレースは国内のダート重賞レースでは最長距離となる2600mで争われます。実力伯仲の古馬16頭で争われる長丁場は、馬のスタミナと騎手の手綱捌きが試されるレースです。

 また、翌14日(木)は南関東牝馬3冠の第2関門である東京プリンセス賞が行われます。大井競馬場で3冠全てが開催される牡馬クラシックとは違い、牝馬3冠レースは浦和(桜花賞)、大井(プリンセス賞)、川崎(関東オークス)の3場で開催されます。3月に行われた1冠目・桜花賞を制したネフェルメモリー(船橋・川島正行厩舎)が3年ぶりの2冠馬となるのか。それとも、3月に彼女の後塵を拝した馬の巻き返しはあるのか。はたまた、別路線組の新興勢力が一気に王女の座へ上り詰めるのか? 過去5年間で3連単の平均配当が9万円を越え、“荒れるレース”と言われる東京プリンセス賞。今年はどんな結末が用意されているのでしょうか。

 TCKホームページでは『二宮清純責任編集 TCKドラママガジン』を発行し、好評配信中です。トゥインクルレースで行われる重賞レースを編集長の視点から綴っていく“TCKドラマコラム”や、主要な重賞レースを独自の切り口から分析する“重賞千里眼”、競馬のプロフェッショナルたちと熱い競馬談義を交わす“ガチンコ対談”など、様々なコンテンツを展開しています。

 海から初夏の風が吹き抜ける大井の夕暮れ時。冷えたビールがおいしい季節になりました。熱いドラマの展開するTCKトゥインクルレースにご来場ください。

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【5月開催日程】
5月10日(日)〜15日(金)、31日(日) 開門14:40、最終レース発走20:50
【5月重賞日程】
5月13日(水) 大井記念(S?) 
  14日(木) 東京プリンセス賞(S?) ともに20:15発走