分配金の未払い問題で運営会社が撤退した関西独立リーグは23日、大阪、神戸、明石、紀州の4球団と来季参入予定の三重球団の代表者が会議を行い、新しい運営会社を設立してリーグを存続させることで合意した。新会社の代表取締役には紀州の木村竹志球団代表が就任する予定。また、各球団の監督、選手との話し合いで、現行の一律20万円の選手給与も維持することを確約した。
 リーグ戦は28日から再開予定で、24日には大阪と神戸が大阪市住之江公園でオープン戦を実施。リーグ存続の募金活動も行われる。新規スポンサーに名乗りを上げている企業も現れており、リーグ再建の道にわずかながら光が見えてきた。