四国・九州アイランドリーグは20日、首位の長崎セインツが高知ファイティングドッグスを破り、前期優勝へのマジックを2に減らした。この結果、長崎は21日に佐世保で行われる2位・香川との直接対決に勝てば、参入2年目での初優勝が決まる。

 根鈴、勝ち越し3ラン(長崎6勝2敗、佐世保、572人)
高知ファイティングドッグス 4 = 100010020
長崎セインツ          6 = 01000401×
勝利投手 村越(2勝1敗)
敗戦投手 ジョン(0勝1敗)
セーブ   石田(1勝1敗1S)
本塁打   (長)末次8号ソロ、9号ソロ、根鈴7号3ラン

 元巨人・深沢、6回無失点で復帰後初白星(香川6勝2敗、サーパス、2,159人)
愛媛マンダリンパイレーツ 4 = 000000400
香川オリーブガイナーズ 15 = 26200050×
勝利投手 深沢(1勝1敗)
敗戦投手 能登原(2勝2敗1S)

 猪澤、決勝2点タイムリー(徳島3勝3敗1分、筑豊緑地、858人)
徳島インディゴソックス   8 = 010021040
福岡レッドワーブラーズ  5 = 100130000 
勝利投手 片山(2勝1敗)
敗戦投手 角野(0勝2敗9S)
本塁打   (徳)永井3号ソロ、鄭1号ソロ、山本2号ソロ
       (福)トモ5号ソロ

<順位表> 勝  負  分  勝率   差  残
1.長崎    21 11  5  .656  M2  3 
2.香川    21 13  3  .618  1.0  3
3.愛媛    14 13  9  .519  3.5  4
4.高知    16 19  2  .457  2.0  3
5.福岡    13 17  7  .433  0.5  3
6.徳島    11 23  4  .324  4.0  2

<楽天・丈武、スタメンで2安打1打点>

 東北楽天の丈武(元香川)が、20日の阪神戦(甲子園)で「7番・サード」でスタメン出場。4打数2安打1打点の活躍でチームの勝利に貢献した。2回の第1打席、阪神の先発・安藤優也の前に3球三振を喫した丈武は3回、2死2塁のチャンスで第2打席を迎える。安藤の変化球になかなか自分のバッティングをさせてもらえなかったが、カウント2−2から高めに浮いたフォークを振りぬく。打球はセンターへの2塁打となり、2塁走者をホームに迎え入れた。

 丈武は5回の第3打席でもインハイの直球をうまく右におっつけてライト前へ。第4打席はショートゴロに倒れたが、1軍初のマルチヒットで、相手先発が右腕ながらスタメンに起用した野村克也監督の期待に応えた。これで昇格後、打席が巡ってきた全試合で安打をマーク。主砲・中村紀洋の代役として上がってきた背番号98が、その穴を感じさせない働きをみせている。

<6月21日(日)の予定> ( )内は予告先発
佐世保野球場       長崎(土田)−香川(松居) 13時
新居浜市営球場      愛媛(篠原)−高知(吉川) 13時
アグリあなんスタジアム 徳島(平野)−福岡(森下) 15時


次の100年へ。太陽石油から、SOLATOはじまります。[/color][/size]