関西・東海地区で来春開幕を目指している新たな野球独立リーグの名称が「ジャパン・フューチャーリーグ(JFL)」に決定した。このリーグは関西独立リーグからの脱退を表明した三重スリーアローズを中心に発足準備が進んでおり、11月14日(土)に阪神鳴尾浜球場で合同トライアウトを実施する。選手の最低報酬は月額15万円、契約期間は9カ月(2月〜10月)を予定している。
 経営難に揺れた関西独立リーグは来季、選手給与を大幅にカットし、大阪、明石、神戸、紀州の4球団での存続が決定しており、今後はJFLに参加する新球団の立ち上げが焦点となる。JFLといえば、サッカーのジャパンフットボールリーグの略称と同じだが、新リーグ側は野球の興業に関する商標登録はなく問題がないとしている。