高校野球が始まって100年目の夏を迎える。
甲子園は季語でもある。高校野球なしの夏は考えられない。
順調に日程が消化されれば、今年の決勝は8月20日の予定だ。
私が少年の頃、決勝が終わると甲子園には赤とんぼが舞っていた。それを見ただけで秋の気配を感じたものだ。
ところが最近、決勝後の甲子園に赤とんぼをあまり見かけなくなった。温暖化の影響によるものなのだろうか。
夏の終わりは、どことなく物憂げで寂しい。だから甲子園が終わると、祭りの後のような虚しい気分になったものだ。
予選開始から決勝まで約2カ月間。今年も壮大な祭りが始まる。
(編集長N)
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