日に日に空気が冷たくなり、厚手の上着を手放せなくなってきました。空気も乾燥してきているので、読者の皆様も体調にはお気を付け下さい。

 さて、11月某日、編集長は地方へ泊りがけで出張し、我々スタッフは事務所で業務をこなしていました。僕は編集長に確認したいことがあったので、電話をかけても大丈夫な時間帯かを確かめて電話機のボタンを押しました。

 数回の呼び出し音の後、ガチャという音とともに編集長が電話に出られました。
 しかし――。電話口の向こうから聞こえる声はかすれていて、いつもの編集長の声ではありませんでした。

「編集長、声どうしたんですか!?」
「風邪をひいてしまったみたいなんだ。油断したよ。それで、何か用事か?」
「ああ、すいません。来週の……」

 僕の後に電話に出たスタッフも、「声大丈夫ですか?」と驚いていました。

 幸い、発熱や咳などの症状はなく、今ではすっかり声の調子も良くなられています。それにしても普段の編集長は「体が資本だ」と手洗い・うがいを徹底しています。そんな編集長のノドを侵略するとは、今年の風邪は相当に強力なようです。

 手洗い、うがい、マスク着用……。体調維持のため万全を期したいところです。

(スタッフY.S.)
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