日常の食事・メンタル面を含めたスポーツ・ニュートリションの実践、勝てる選手・勝てるチームをサポートする栄養指導、スポーツの現場でのきめ細やかな栄養指導など、多くのアスリートやスポーツに関わる人々を栄養の面からサポートし、大きな成果へとつなげている『ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボ』。その活動を二宮清純が定期的に取材し、レポートをSAVASサイト内で掲載しています。
 実はSAVASの商品を愛用しているのはアスリートだけではありません。あの人気グループEXILEもライブ中の栄養補給にSAVASを採用しています。今回は彼らのトレーナーを務める吉田輝幸さんに、知られざる(?)EXILEメンバーの様子を二宮がインタビューしました。
※詳しくはSAVASサイトへ(バナーをクリック!!)。

二宮: 吉田さんはパーソナルトレーナーとしてスポーツ選手はもちろん、モデルやタレントのトレーニングも担当しています。2008年からは、あのEXILEも担当されているとか。またスポーツ選手とはトレーニング方法が異なるのでは?

吉田: 強度的にはスポーツ選手同様にハードだと思いますね。2時間半から3時間踊りっぱなしですから。ボクシングやバスケットボールのようなフットワークの軽さと、持久力の両方が要求されます。ライブ1本でハーフマラソンを走った時と同じくらいの疲労がたまるようです。しかも前後左右にジャンプするので、筋肉への負担も高い。それを昨年のツアーでは4カ月で40公演もやったんですよ。

二宮: トレーニングはツアー前に、集中的にやるんですか?

吉田: そうですね。ほぼ2カ月前からはかなりハードにやります。もちろん普段もみんな個別でトレーニングをやっていますが、それでも2カ月前からは毎日やらないと踊れない。

二宮: EXILEの場合、代役がいませんからツアー期間中にケガもできませんね。具体的にはどのようなトレーニングを?

吉田: 僕が指導しているのは『コアパフォーマンス・トレーニング』という方法です。これは姿勢を重視し、肩甲骨、股関節、体幹を意識してトレーニングしています。正しい姿勢で動くことによって、より疲れにくくなりますし、ケガも少なくなる。たとえば、肩甲骨は、だいたいの人が前に出て、猫背になる傾向があります。肩甲骨周りを鍛えてやることで、正しい位置に戻すんです。また体幹、いわゆる腹筋・背筋を鍛えることによって姿勢も真っすぐになる。そうすると腰痛が起こりにくくなります。

二宮: 多少、整体的な要素もあるんでしょうか?

吉田: バキバキ姿勢を矯正するような整体とは違いますが、ひとりひとりの姿勢をチェックして、正しい位置を個別にアドバイスする方法をとります。このトレーニングはアメリカでは10年以上前に確立されていた方法で、僕が7、8年前に見習いで渡米していた時に、多くのメジャーリーガーが取り入れていました。それがこの方法を取り入れたきっかけです。

二宮: たとえば肩甲骨周りを鍛えるためにはどのようなトレーニング方法がありますか?

吉田: 一番簡単なのは、手を横に広げて後ろにグーって開く動作を繰り返す。肩甲骨と肩甲骨をグッと後ろでくっつけるイメージですね(写真)。プロレベルになると、これをバランスボールの上に乗ったり、重りを持ってやったりしています。


※記事の続きは、SAVASサイトへ(バナーをクリック)。