ニューヨーク・メッツの五十嵐亮太が現地時間21日、15日間の故障者リスト(DL)入りした。五十嵐は前日のシカゴ・カブス戦で2番手として8回に登板。先頭打者のピッチャーゴロを処理する際に足を滑らせて左太もも裏を痛めていた。検査の結果、肉離れと判明し、戦線離脱が決まった。
 今季、東京ヤクルトからFA移籍した五十嵐は、ここまでメッツで7試合に登板。デビューから5試合連続で無失点ピッチングを続けるなど、防御率1.35と安定した内容をみせていた。20日の登板でも2−0と僅差のリードの場面を任されており、首脳陣の信頼が高まる中でのアクシデントだった。五十嵐はヤクルト時代の2008年にも開幕戦で左太もも裏を痛め、1カ月間登録を外れたことがある。復帰にはしばらく時間がかかりそうだ。