四国・九州アイランドリーグは4日、高松市内で定例理事会を開催し、三重スリーアローズの加盟と来季からのリーグ参戦を承認した。三重は今季発足したジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)に所属していたが、リーグの活動が休止になり、交流戦を実施していたアイランドリーグへの参加を希望していた。リーグでは長崎セインツが今季限りで脱退しており、来季も同じく5球団体制となる。「四国・九州」とつくリーグの呼称については12月の理事会で協議する。
 三重は今季が球団創設1年目。発足当時は関西独立リーグに参入予定だったが、方向性の違いから新たにJFBLを立ち上げていた。成績はアイランドリーグとの交流戦に負け越し、22勝27敗5分(2球団中1位)。来季からは前長崎監督の長冨浩志氏が指揮を執ることが有力になっている。リーグでは10月の理事会で三重の加入を審議していたが、不備があったため判断を保留していた。