缶コーヒーブランド「ジョージア」は、2011シーズンもプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結し、“選べ、チームのためのベストプレー”をコンセプトに「ジョージア魂」賞の表彰を実施します。「ジョージア ベースボールパーク」のサイトも装いを新たにリニューアル。昨季に引き続き二宮清純の書き下ろしコラムコーナー「あのプレーにアンコール!」を設け、各回の受賞プレーはもちろん、惜しくも受賞を逃したノミネートプレーなどから二宮がイチオシするものを題材にコラムを執筆します。

 今シーズンの「ジョージア魂」賞は、5月〜11月まで全12回の表彰を行います。毎回、山田久志氏(元阪急)、高木豊氏(元大洋)、伊東勤氏(元西武)、栗山英樹氏(元ヤクルト)、柳本元晴氏(週刊ベースボール編集長)、二宮清純(当HP編集長)の6名の選考委員によってノミネート6プレーが選出され、「ジョージア ベースボールパーク」のサイト上のファン投票によって受賞プレーを決定します。受賞者にはトロフィーとともに副賞としてジョージア製品1年分(12ケース)、賞金30万円が贈られます。

 このたび、開幕以降の試合の中から広島・石井琢朗内野手のプレーに関して、二宮清純の書き下ろしコラムが更新されました。当サイトでは、その一部を特別に紹介します。

 広島・石井琢朗「執念で“もぎ取った”四球」

 あれこそは「選んだ」のではなく、「もぎ取った」四球だった。プロ入り23年目の大ベテラン石井琢朗(広島)の勝利への執念をみた。

 4月23日、本拠地マツダスタジアムでの東京ヤクルト戦。8回裏1死2塁の場面。この日、2番セカンドでスタメンに起用された石井は、この打席まで3打数3安打、1犠打とベンチの期待にしっかりと応えていた。

 得点は6対5と広島1点のリード。ここで追加点が入ればダメ押しだ。ヤクルトのマウンドにはセットアッパーの松岡健一。松岡は初球、2球とストレートで押し、簡単に2ナッシングと追い込んだ。後はいかにして得意のフォークを振らせるか……。

 最初のフォークは1ボール2ストライクから。危うくバットが出かかったが、ギリギリで止めた。これでカウントは2−2。次のストレートをファールで粘る。
 そして6球目、外へフォーク。これも見た。フルカウントでヤクルトバッテリーは、なおもフォークを選択した。2球続ければ、さすがに手を出すと判断したのだろう。

 しかし、石井はこれも見極めた。ボール。2ナッシングから貴重な四球を「もぎ取って」みせたのである。

続きは「ジョージア ベースボールパーク」のサイトへ!
 第1回「ジョージア魂」賞のノミネートプレーは5月1日(日)15時に発表。同時刻から5月11日(水)24時までファン投票を受付します。ぜひ投票に参加してみてください。

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