今年で7回目を迎えるいわて銀河100kmチャレンジマラソンが、6月12日(日)に開催される。北上総合運動公園を午前4時にスタートし、高低差が500m近くある道のりを駆け抜け、雫石総合運動公園にゴールするという、まさに限界に挑戦するレースだ。先の東日本大震災の影響により、東北地方でのスポーツイベントが軒並み中止となるなか、この大会は「いわてに元気を!」を合言葉に予定通り開催が決まった。現在、実行委員会では参加ランナーを受付中だ。また大会運営にあたってのスポンサー、ボランティアスタッフなども合わせて募集している。
 チャレンジマラソンの前夜祭が開催される6月11日は、ちょうど大震災の発生から3カ月となる節目の日だ。今大会の開催には、100kmという長いコースを、復興への道のりに重ねることで、震災から立ち上がるエネルギーを共有しようとの願いがこめられている。100kmの部はもちろん、50kmの部、10kmの部も用意されており、それぞれの道のりを走破した先には、復興後の未来へ大きな一歩を被災地とともに踏み出せるはずだ。

 申込は5月12日(木)まで。申込方法や詳細は公式サイトで確認できる。
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 また、大会の運営にはスポンサーやボランティア、メディカルスタッフの協力が不可欠となる。震災の影響でやむを得ず、協賛を辞退した企業も多いため、現在、支援企業、支援者を広く募っている。

 スポーツ振興、アスリート支援事業に取り組むブルータグ株式会社では、所属アスリートとともに大会をサポート。大会運営ボランティアや、レースへの参加のみならず、被災者とスポーツを楽しむ「笑顔と希望の支援活動」を行う予定だ。

 ブルータグでは所属アスリートと大会前日の6月11日から2泊3日の日程で実施するボランティア活動への参加者(参加費¥25,000、東京〜現地への貸切バス、宿泊代込み)を募集している。またランナーが安全に走れるよう、医師、スポーツドクターも探している。

 さらには金銭によるスポンサード(¥100,000〜)や、ランナーへの参加賞(1500名分)、上位入賞者への副賞、医薬品、タオルといった大会運営に必要となる物資の提供も協力を呼びかけている。

 詳細、問合はブルータグ株式会社(TEL03-3405-2583)まで。
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