当HP編集長の二宮清純がインタビュアーを務めるBS朝日の番組『勝負の瞬間(とき)』が5月29日(日)、21:00より放送されます。この番組では毎回、各競技から一流たちをお招きし、トップを極めた技術と、その思考法に迫ります。これまでのスポーツ番組とは一味違ったインタビュードキュメントです。今回はボクシングWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃選手をお招きします。
(写真:秋にはラスベガスでの防衛戦が決定)
 当サイトでは番組に先駆けて、西岡選手とのインタビューの一部を紹介します。

二宮: 西岡さんは、兵庫県出身ですよね。ボクサーになろうと思ったきっかけは?
西岡 父親の勧めで11歳の時に始めました。運動神経がまぁまぁ良かったのですが、そんなに体は大きくなかったので体重制のあるボクシングが向いてるんじゃないかと思ったみたいです。

二宮: そして小学校の卒業文集には「将来は世界チャンピオン」と書いた。すごいですね、それを実現するなんて。それから一切、世界チャンピオンになれると疑わなかったと?
西岡: そうですね。プロになってから何度か負けたこともありますし、ケガもしました。もうダメかもしれないと頭をよぎったことはありますけど、もう辞めようと思ったことは一度もないですね。

二宮: 西岡さんは、そういった信念がものすごく強いですね。
西岡: 客観的に自分を見るとしつこいですね。良くも悪くもしつこい(笑)。小学校5年生からの夢を実現させる、必ず世界のベルトを獲れると信じていましたからね。傲慢に聞こえるかもしれませんが、僕自身の生まれ持ったボクシングの素質をもってして世界のベルトを獲れなかったら、自分自身に何か問題があるんだと思ってましたから。それぐらい生まれ持った才能はあったんですよ。

二宮: そう言い切れるところがすごいですね。世界には体格が大きい選手もいれば、運動神経のいい選手もいるかもしれない。それでも、自分の才能は勝っていると?
西岡: 野球もサッカーもたいしてうまくなかったですが、ただボクシングに関しては小学校5年生のときから、本当に、周りからはズバ抜けていました。自画自賛かもしれませんが、本当にボクシングの才能があって楽しかったんです。
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 この『勝負の瞬間』は月1回ペースでお届けしています。今後も陸上短距離界の第一人者など、一流のアスリートたちが続々と登場予定です。どうぞお楽しみに!

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