日本サッカー協会は16日、8月10日に札幌で開催される国際親善試合「キリンチャレンジカップ2011」で日本代表が韓国代表と対戦することを発表した。日本が韓国と対戦するのは今年1月のアジアカップ準決勝以来。宿敵との対戦は、9月から行なわれるW杯ブラジル大会アジア3次予選に向けて、重要なテストマッチとなる。
 W杯アジア予選に向けた最終調整として行なわれる今回の親善試合の対戦相手は、宿敵・韓国に決定した。これについてアルベルト・ザッケローニ監督は「日本と韓国が戦う時は、アジアの2つの大きな力がぶつかり合う試合となる。日本代表にとっても、強い相手と試合ができることはうれしく思っている。9月から始まるW杯予選の前に、強い相手にテストマッチと最終チェックができ、また、自分達の状況を把握するためにも大切な機会となる」とコメントした。

 韓国は、昨年のW杯南アフリカ大会で、ベスト16に進出した。FIFAランキングは31位と、13位の日本より下に位置するが、対戦成績では韓国の38勝11敗22分け(PK戦は引き分けに含む)と大きくリードしている。昨年も3試合を戦い、日本は2敗1分けと、勝っていない。今年1月のアジアカップ準決勝では勝利を収めているものの、PK戦によるもの。90分での勝利は05年の東アジア選手権大会以来ない。W杯予選を前に北の大地で宿敵に快勝し、W杯予選へ弾みをつけたい。

<キリンチャレンジカップ2011>
◇8月10日(水)
日本代表 × 韓国代表 
札幌ドーム(北海道)
時間は未定