3歳最強馬を決める第74回東京優駿(日本ダービー、G1)が27日、東京競馬場(芝2400メートル)を舞台に行われた。18頭が出走したレースは唯一、牝馬として出場した単勝3番人気のウオッカ(四位洋文騎手)が優勝。牝馬がダービーを制したのは1937年のヒサトモ、1943年のクリフジ以来で、64年ぶり3頭目の快挙だった。
 ウォッカは中団の内から最後の直線にかけて伸び、2着の14番人気、アサクサキングスに3馬身差をつけての快勝。タイムは2分24秒5だった。3着にはさらに1.3/4馬身差で4番人気のアドマイヤオーラが入った。1番人気のフサイチホウオーは伸びず、7着に終わった。
 払戻金は単勝(3番)が1,050円、枠連(2−8)が1,990円。3連単(3−16−14)は2,155,760円と高額配当になった。

*成績、配当などは、必ず主催者発表のものを確認してください