四国アイランドリーグPlusの2011シーズンの年間王者を決めるリーグチャンピオンシップが高松市のレクザムスタジアムで25日、開幕し、後期を最終戦で制した香川オリーブガイナーズが前期覇者の徳島インディゴソックスを5−0で下し、先勝した。香川は初回に島袋翔伍のタイムリーなどで2点を先行すると、5回にも打点王のリ・ミョンファンらが好機にヒットを放って得点を追加し、リードを広げる。投げては先発の酒井大介が8回無失点の好投。9回は冨田康祐が締めて完封リレーを達成した。第2戦は引き続き26日にレクザムスタジアムで行われる。
◇第1戦
 好守で好投の酒井を援護(香川1勝、レクザム、1,006人)
徳島インディゴソックス   0 = 000000000
香川オリーブガイナーズ  5 = 20002100×
勝利投手 酒井(1勝0敗)
敗戦投手 シモン(0勝1敗)

<三重、1年で脱退 来季は4球団体制に>

 四国アイランドリーグPlusは、2012シーズンの公式戦を四国4県の各球団で実施することを発表した。今季から参入した三重スリーアローズは加盟金や年会費などが支払えないためリーグを脱退する。三重は昨季、関西独立リーグを脱退した大阪ゴールドビリケーンズとジャパン・フューチャーベースボールリーグを設立したが、大阪球団の経営難により活動を休止し、アイランドリーグに加盟していた。

 ところが、開幕から11連敗を喫すなど成績は低迷。前後期とも最下位に沈み、観客動員も1試合あたり275人と伸び悩んだ。シーズン途中には長冨浩志監督が辞任。また前原博之コーチも8月末で退団し、指導体制の不備が指摘されていた。経営面でも1億円を超える赤字を抱えており、来季の活動については白紙の状態になっている。


【BCリーグ】
◇後期
 信濃、痛恨のミスで決勝点を献上(群馬4勝6敗2分、伊勢崎球場、959人)
信濃グランセローズ      3 = 000000120
群馬ダイヤモンドペガサス   4 = 30001000×
勝利投手 キム(5勝5敗)
敗戦投手 給前(6勝7敗)
セーブ   清水(0勝1敗15S)
本塁打  (群)聖哉11号3ラン

 盤石な投手リレーで完封勝ち(新潟3勝1敗、HARD OFF ECOスタジアム、2,420人)
富山サンダーバーズ    0 = 000000000
新潟アルビレックスBC   2 = 00010001×
勝利投手 正田(3勝5敗1S)
敗戦投手 カンポス(0勝3敗)
セーブ   高津(0勝2敗16S)
本塁打  (新)福岡11号ソロ

 藤井、3安打完封勝ち(福井7勝4敗1分、福井フェニックススタジアム、3,328人)
石川ミリオンスターズ     0 = 000000000
福井ミラクルエレファンツ   5 = 00000050×
勝利投手 藤井(9勝3敗1S)
敗戦投手 南(12勝5敗4S)