メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは13日、アメリカンリーグでテキサス・レンジャーズがデトロイト・タイガースとの延長戦を制し、対戦成績を3勝1敗としてリーグ連覇へ王手をかけた。レンジャーズは2点ビハインドの7回、4本のヒットを集中させて逆転に成功する。8回にソロ本塁打で追いつかれて延長戦に突入したものの、11回、マイク・ナポリのタイムリーで勝ち越し。さらにネルソン・クルーズのシリーズ4本目となる3ランで試合を決めた。レンジャーズの上原浩治、建山義紀には登板機会がなかった。
 またナショナルリーグでは本拠地に戻ったセントルイス・カージナルスがミルウォーキー・ブルワーズに連勝し、対戦成績で2勝1敗とリードした。カージナルスは初回、ジョン・ジェイ、アルバート・プホルスの連続タイムリーなどでいきなり4点を先制する。ブルワーズは2回に2点、3回に1点を返して1点差に詰め寄ったが、5回以降は相手投手陣に無安打に封じられた。ブルワーズの斎藤隆は1点ビハインドの7回に登板。1回を3人で退け、役割を果たしている。

◇ア・リーグ
 クルーズ、4戦4発9打点(レンジャーズ3勝1敗、コメリカパーク)
テキサス・レンジャーズ    7 = 000003000 04
デトロイト・タイガース     3 = 002000100 00 (延長11回)
勝利投手 フェルドマン(1勝0敗)
敗戦投手 バルベルデ(0勝1敗1S)
本塁打  (レ)クルーズ4号3ラン
       (タ)インジ1号ソロ

◇ナ・リーグ
 救援陣がパーフェクトリリーフ(カージナルス2勝1敗、ブッシュスタジアム)
ミルウォーキー・ブルワーズ  3 = 021000000
セントルイス・カージナルス  4 = 40000000×
勝利投手 カーペンター(1勝0敗)
敗戦投手 ガヤード(0勝1敗)
セーブ   モット(1S)
本塁打  (ブ)コッツェー1号ソロ