メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは16日、アメリカンリーグで王手をかけていたテキサス・レンジャーズがデトロイト・タイガースに大勝し、対戦成績を4勝2敗として2年連続の優勝を果たした。レンジャーズは2点を先行された3回、マイケル・ヤング、エイドリアン・ベルトレの連続タイムリーで逆転に成功。なおも相手投手陣の乱調につけこんで1イニング9点の猛攻をみせた。さらにレンジャーズは得点をかさね、最後はネルソン・クルーズがシリーズ最多本塁打記録となる6号2ランで締めて計15得点。クルーズはチャンピオンシップのMVPに輝いた。上原浩治、建山義紀に登板機会がなかった。
◇ア・リーグ
 クルーズ、シリーズ13打点も史上最多(レンジャーズ4勝2敗、レンジャーズ・ボールパーク)
デトロイト・タイガース     5 = 110020010
テキサス・レンジャーズ   15 = 00901230×
勝利投手 オカンド(2勝0敗)
敗戦投手 シャーザー(0勝1敗)
本塁打  (タ)カブレラ2号ソロ、3号ソロ、ペラルタ2号ソロ、ジャクソン1号2ラン
       (レ)ヤング1号ソロ、クルーズ6号2ラン