メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは17日、ナショナルリーグでセントルイス・カージナルスがミルウォーキー・ブルワーズに12−6で勝利し、対戦成績を4勝2敗として5年ぶり18回目の優勝を収めた。カージナルスは初回、デービッド・フリースの3ランで4点を先行。ブルワーズも2回に2本の本塁打で1点差まで追い上げるが、3回に代打アレン・クレイグの2点タイムリーなどで4点を追加し、突き放す。5回にも相手のミスに乗じて2点を加えたカージナルスは6人の投手をつぎ込んで反撃をかわした。ブルワーズの斎藤隆は5点ビハインドの6回から登板。2回を1安打無失点に封じ、カージナルス打線の勢いを止めたが、勝利にはつながらなかった。20日から開幕するワールドシリーズではア・リーグ覇者のテキサス・レンジャーズと激突する。
◇ナ・リーグ
 3安打3打点のフリース、MVP(カージナルス4勝2敗、ミラーパーク)
セントルイス・カージナルス  12 = 414020010
ミルウォーキー・ブルワーズ  6 = 130110000
勝利投手 ゼプチンスキー(1勝0敗)
敗戦投手 マーカム(0勝2敗)
本塁打  (カ)フリース3号3ラン、ファーカル1号ソロ、プホルス2号ソロ
       (ブ)ハート1号ソロ、ウィークス2号ソロ、ルクロイ1号2ラン