大王製紙株式会社のエリエール公式サイト内にて、二宮清純が月1回、アスリートゲストをお招きする対談コーナー「やさしさに包まれて」が好評配信中です。このコーナーでは、各競技からアスリート、元アスリートをお招きし、それぞれのスポーツの魅力を伺いながら、戦いの日々の中でホッと“やさしく”なれる瞬間についてインタビューしていきます。2012年最初のゲストは元バドミントン日本代表の小椋久美子さんです。現在、対談第4回(最終回)「日本バドミントン界に初のメダルを」を配信中です。

 当サイトでは対談の一部を特別にご紹介します。
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二宮: 今年はいよいよロンドン五輪がやってきます。日本のバドミントンの展望を聞かせてください。
小椋: 女子ダブルスの藤井瑞希、垣岩令佳ペアは日本でも頭ひとつ実力が抜けていて期待がもてますね。日本の出場枠はおそらく2枠なので、残りの1枠をスエマエ(末綱聡子、前田美順)ペアと松尾静香、内藤真実ペアが熾烈に争っている状況です。五輪の出場権は4月末までの国際大会でのポイントによるランキングで決まります。ここからが本当の勝負ですね。

二宮: 現役に未練はないとおっしゃっていましたが、五輪が近づくと4年前を思い出すのでは?
小椋: そうですね。4年前を振り返ると、出場権を争っていた前年の11月頃が肉体的にも精神的にもキツかったです。海外への遠征が続いて、なかなかリラックスできない。同じように転戦する選手たちはみんなライバルですから、たとえケガをしても弱みは見せられません。疲労がピークに達するなかで、いかに自分を奮い立たせるかが大変でした。

二宮: 北京ではスエマエペアが3位決定戦で敗れ、あと一歩のところでメダルを逃しました。今回、日本バドミントン界初のメダルの可能性は?
小椋: 女子ダブルスでは大いに可能性があるとみています。4年前は中国勢がダントツに強かったのですが、世代交代もあって本当に強いペアは1組くらいになっています。その分、日本はレベルが上がっている。もちろん、東南アジアの国や台湾の選手たちも強くなっているので気は抜けませんが、日本勢は勝ち上がるチャンスです。
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 各ゲストとの対談は全4回に渡って更新します。更新は原則として毎週月曜日です。2月からは元サッカー日本代表の福西崇史さんが登場。対談第1回は2月6日に更新します。どうぞお楽しみに!